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戦争の時のブログ2

今日も戦争だ。戦争の1日だ。いつになったら、戦争が終わった!と書けるのだろう。1日も早く書きたい。

戦争が始まり、多くのウクライナの人たち、さらにはロシアの人も、陸路で東欧に逃げている。そのうち、ごく一部の人たちがポーランドなどを経由して日本に来ていると新聞で読んだ。

すでに日本政府はウクライナからの「避難民」を受け入れることを発表している。20日付の東京新聞のデジタル記事には、

「避難民支援のため▽身元保証人がいなくても特例で入国を認める▽自治体や企業と連携して住居の確保や職業訓練を実施する―といった対策を発表。就労でき、医療保険が適用可能な在留資格「特定活動」への変更も、円滑にできるようにする」

とある。今、戦火に追われるウクライナの人、73人が日本にすでに来ているらしい。どうか、少しでも安心して欲しいと思うのだが、色々たくさんひっかかることがある。

そもそも、この、避難民という言葉、今まで私は聞いたことがない。避難民? 難民とは違うの?

日本はご存知のように難民の受け入れがとても厳しい。1982年に難民認定制度が始まってから、85,479人の申請者に対して認定者はわずか841人(2021年)。0.5%の認定率だ。難民申請しても受け入れられない人が悪名高き入管に収容され、難民申請を繰り返し、いったん外に仮放免という形で出されても、就労はダメ、生活保護はダメ、国民健康保険も使えないとで、死にそうになってる。このあいだ、記事にした。

そんなこんなで「難民」という言葉を使っちゃうとあれこれ面倒なので、「避難民」という言葉を使うことにしたらしい。なんだそれ? てことは、ある一定の時期が過ぎたら、他の仮放免の方々同様に「仮放免」扱いとなり、就労も生活保護も健康保険もない状態に追い込まれるのか? というか、そもそもウクライナの方は認めて、なぜミャンマーの、↑記事にした、このミョーさんなど、認めないのだろうか、「特定活動」という在留資格を。

「特定活動」という枠さえ認めてくれたら、みんな生きていけるのに。それは法律も変える必要がないのに。

コロナは色んな社会の問題をあぶりだしたけど、今度の戦争もまた色んな社会の問題をあぶりだす。

そもそも政府は「自治体や企業と連携して住居の確保や職業訓練を実施する」というが、もしや技能実習生として扱い、酷い待遇をしようってんじゃないだろうか? つい、疑いたくなる。

なんかもう、こんなことばかり考えていて、目が怖くなっている。だいたい花粉症が酷くて目が充血しているので、目つき悪くて、鬼のようになっている。

鬼のような目をして、企画書を作ったり、鼻水をかんだり、ラーメンを食べに行ったりしている。ラーメンは美味しかった。美味しくて温かい物を食べるって、とても大事だ。難民として逃げている人たちは、温かいものが食べられているのだろうか。難民にもなれなくて、ウクライナのどこかの街の地下壕のようなところに逃げている人は、温かいものは食べられているのだろうか? お茶を飲んだりできているのだろうか? 

私に出来るのはそういうことに思いを馳せるのと、なんとか停戦をと祈ることと、ほんのちょっとの寄付をしたりすることぐらいだ。

これから先、ウクライナの人が「避難民」として私の住む町にも移ってきたりするのだろうか? そのことも考える。たとえば家族がポツンと1組、私の隣に引っ越して来たら? そのときに何ができるだろうか? それを想像することも、すごく大切なことのように思う。

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