2020年5月17日 絶望の朝

 今朝は絶望と共に目を覚ました。そもそもろくに眠れず、うとうとしてなんとか5時過ぎに起きたという感じだ。起きてすぐ、ああ、もうダメだから死んじゃおうかなぁと思ったのだが、その後、具体的な手順などが思い浮かばず、思い浮かばないということはまだ具体的な段階ではないんだ、自分の中で、と思い直して、それに、自分以外にも今、こうして絶望と共に目を覚ましてる人が大勢いるだろうと思ったら、まぁ、今死ぬことはないか、と思った。昨日も書いたようにコロナにかかったら不整脈な私はコロッと逝く(いや、コロっと逝ければいいけど、一週間も二週間も苦しいのはイヤだなぁ)んだからとか、また思った。

 でもって、そのことをツイートしたら、見知らぬ人たちから何通も、私も絶望して起きましたというツイートをもらった。

 そうか、そうなのか、やはり、そうなのか。

 こんなにも人が絶望してる時って。。。もしかして第二次世界大戦以来か? いや、それよりも311のとき以来だろうか。

 とにかく、大勢の人が絶望の朝を迎えて今日を始めている。

 絶望して目を覚まして、特に何をするということも果たせず、また布団に潜り込む。なんとか目を瞑り、なんとか少しでも頭と体を休めて、また絶望の朝を迎える。

 それでも生きる。

 なんで? なんでそれでも生きるのか?

 わからない。まったく私には答えが分からないのだ。

 でも、生きるので。生きられるまで。生きられる範囲で。なので、あなたがまた絶望と共に目が覚めて、もう死にたいと思ったら、ああ、和田さんもきっと今朝また絶望してるだろうなぁと思い出してください。

 私が絶望してること、請け合いですから。ええ。

 絶望する私たち。絶望しながら、どこか底の底の、深い深いところで、細く細くつながりましょう。

 ああ、いいんですよ。気にしないでいつでも切ってください。ぷつんと。あなたが希望を見つけたらすぐに切り離してください。

 人間、絶望しながらでも生きて行けばいいんですよ。きっと。絶望して、ド暗い目をして。希望なんて微塵も見つけられず。毎日、死にたい死にたい言いながら生きましょう。

 こんな中でも金儲けしてウッハーなんていう富豪がいるらしいですから、そういう人に嫉妬のジトジトした念を送りながら生きましょう。えっ?そういう分断を煽るな? いやいや、そのウッハーの人たちが私らジト目絶望軍団のところに1人に100万ずつキャッシュでポンっしてくれたらいいんですよ。そんなもんです。分断なんて、そんなものです。もう、独り占めは止めてくださいよ。分断の時代を溶くのは、分け合いです。

 とにかく、でも、彼奴らには、そんな気はまだまだなさそうなので、絶望と共に今日も生きましょう。

 あ。朝1起きたので、せっかくなので西友に行きましたが、欲しいものはありませんでした。そのうえ、朝なのに人が多くて、ウギャアアと叫んで帰ってきました。

 

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