戦争のときのブログ⑫

 15日は沖縄が日本に復帰して50年。今日は朝からJ-WAVEのジョン・カビラさんの番組が沖縄のことを話し、沖縄の音楽をかけてる。辺野古新基地建設に反対してハンストをしている元山さんの名前も出てきて、復帰後に逆に基地が増えてしまったこと、50年というこの時には、沖縄の人が沖縄のことを考えるのではなく、沖縄以外の私たちが沖縄のことを考えるべきだと話した。

 FMラジオって、今ではほとんどこうした話をしない。身の回りの当たり障りない話が多い。楽し気なDJ。いや、みんなのBGMとしての役目があるんだから、それはそれで素晴らしいと思うよ。でも、この世はこのまま幸福に、、今とても幸福だとは思えないけど、どこかに幸福という架空の街があって、そこに流れる音楽やおしゃべり、かのようなものがほとんどの中で、この番組はかなり踏み込んだ内容だと思う。

 そして私ったら、そのラジオを聞きながらも、アベマで相撲中継も朝から見ていて(必殺技)、そうしたら、序ノ口2番目の相撲に立王尚という若いおすもうさんが登場した。登場して、館内放送が「沖縄県宜野湾市出身」と言った。宜野湾市! 普天間基地のあるところだ。

 

 今年デビューの立王尚くん。とりあえず十両になる、って目標が、とりあえずって、あなた。。。って。趣味は釣り。普天間の戦闘機の轟音を聞きながら育ったのかなぁ?と、こんな日に、そのラジオ聞きながら、重なるようにそのしこ名を聞いたこと、出身地を聞いたこと。大相撲は色々なところから色々な人が集まる。だから、まぁ、ありえることだけど。考えさせられた。


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