骨折り損のくたびれもうけ①

 今日(6月22日)は参議院選挙の告示日。私の周りはワラワラしているのだが、それとはまったく無縁に私は家にいる。ジッといる。一歩も外に出ない所存。

 なぜなら、一昨日の夜、ちょっと小走りしかけた瞬間に「ピキッ」と右足ふくらはぎが言い、そこから歩けなくなってしまったのだ。

 が~ん。が~~ん。が~~~ん。ガーンすぎる。その日(20日)は取材に出かけ、夜、ホテルに泊まっていた。翌日(21日)も再び取材のはずだった。なのに、なのに、全く歩けない。何か断裂してるんじゃないか?感満載。

 これはもうどうにもならん、と早々に決断し、編集さんに連絡して取材する予定だった方々に謝り、キャンセル、延期に。諸々済ませてから、今度はホテルのフロントに相談して、救急病院を探してもらう…が、「今夜は近くに整形外科の先生はいないみたいです」となり、とりあえず寝ることに。

 そして翌朝、病院へ行くと、即座に超音波で検査してくれ、ソッコーで「ああ、肉離れしてますね。これは痛かったでしょう」と、初めて会うお医者さんがにっこり。あああ。あああああ。痛かったです、ええ。

 「松葉づえ借ります?」というので、「借ります」と答え、遠いけど、また来るから、そのときに返します、と伝え、借り、とりあえずタクシーでまたホテルに戻った。途中、病院の1階にあったセブンイレブンで飲み物食べ物を仕入れようとするものの、ガーン。松葉づえついてると、カゴが持てない! そうなのだ、カゴ、持てない。当たり前だが。すると、すぐ気づいてくれた店員さんが「お持ちしますよ」と、ニコニコ来てくれて一緒に買い物してくれる。何て、優しい! 私もコンビニでバイトしてたけど、こんな優しくしたことあったっけ? 

 それでとにかくホテルに戻り、延泊していたので、そのままゴロゴロする。ゴロゴロするしかやることもなく、ああ、最近ずっと忙しくて疲れてゴロゴロしたいって思ってたのに、いざゴロゴロすると、なんか、つまんないなぁなどと、わがままに思う。そもそも、なんだか、すごく疲れていたから、ピキッの朝、電車に乗り込んだときに、椅子のところに躓いて転んだりしていたんだ。私、気づかないうちに、かなり疲れていたのだ。なのに、いざゴロゴロすると貧乏性だから、なんか、ダメな人間に思えてしまう。思えるのでそうLINEしていると(友達に)、少し休めと諭される。うん、そうだね、そうだね。わかった。

 でも、休んでゴロゴロして食っちゃ寝してると、たちまちさらに太るで?とも言われる。そうだね。そうだね。松葉づえついて分かったが、自分の体重が重すぎて腕が一瞬で痛くなる。やばい。私、めちゃやばい。

 この1年半ぐらい、ひたすら本作る~宣伝する~本作る~で、自分の健康や体つくりをないがしろにしてきた。ぶくぶく太り(元々太ってんだが、さらに)、休むことを嫌って動き続け、部屋は汚れ、生活がぐちゃぐちゃだった。

 反省だ。このけがはきっと、汝、己を見つめ直せ、ということなのだと思う。

 まずは治す、リハビリする、ダイエットする、筋力つける。部屋片づける、生活見直す、ってのが大事だ。

 しかし、こんなダメダメ私に、友達らが優しい。車で横浜から来て中野まで送ってくれた友達にはめちゃ感謝。さらには、朝からアイスだの持って来てくれた友達も。買い出しをあれこれ申し出てくれる友達らも。みなさん、サンキューすぎる。

 

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 ダイエットする、と言いながら↑もらったアイスを即食べた。ああっ。

 とにかく、とにかく、治します、まずはそこから!

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