ロボット掃除機に学ぶ
先日、自分への誕生日プレゼントとしてロボット掃除機を購入した、という呟きを投稿した。
ちなみに、元夫との結婚後から「自分への誕生日プレゼント」として(家計から)購入してきたものは、昨年の(離婚後の)VivianWestwoodの財布(自腹)はあくまでも例外であって、大概は家電製品だった。
食洗機、トースター、オーブンレンジ、充電式掃除機、炊飯器、米びつ、ペンキ(壁の塗替え用)…
『自分だけのものではなく、家族のためのもの』を選んできたところに、養われていた弱さを、今更ながらに感じてしまう。
ちなみに元夫はサプライズでプレゼントを買ってくるような人間ではなかったので、自分で選んで買う以外、誕生日にプレゼントをもらう術がなかった。
今年、ロボット掃除機を買ったことで、【結局、私は家電製品が好きなのかもしれない】とも考える。
新しいシュフ友達が家に来た、みたいな感覚かもしれない。
先日にDMでつながったセフレさんも、料理や家事をマメにやる方で、今ではエッチな話よりもシュフトークをする日のほうが多い。(あと悩み相談…)
今夜は何を作るんだとか、うちは今夜は〇〇だよとか、そんな他愛のない話であっても、友達がいない私にとってDMセフレさんは大切な存在である。
ちなみにDMセフレさんは、ラインギフトという機能を使って、私に誕生日プレゼントを贈ってくれた。(ラインに誕生日を登録していたので通知が行ったみたい)
男性から誕生日にプレゼントをもらうなんて、本当に本当に久しぶりのことで、とても嬉しかった。
包装紙を丁寧に剥がしてあるので、部屋のどこかに飾ろうかと思っている。
そのくらい輝かしい出来事だった。
ところで、先日に我が家に仲間入りしたロボット掃除機の【おれお】は、毎日一回、2DKの我が家の床を熱心に掃除してくれている。
【おれお】が動きやすいように床のものを片付けるのはもちろん、“留守中に綺麗にしといね”みたいなことはしない。
【おれお】の一挙手一投足を、椅子に座ってじっと見守るスタイルだ。
多少は間取りを学習するとは言っても、ツッコミどころは多い。
「おいおい、そこに何回もこだわるなよ、幅的に入れないからな?」
「どうしてそこばっか往復すんの?」
「なんで出られないのに入った?」
『ピー、清掃を完了しました』
「え、まだけっこうゴミ落ちてるけど!?」
だけど、そんな【おれお】を見ていると、なんだか自分と重なって、和みながらもちょっと切なくなる。
きっと、私と一緒に仕事をする人は、こんな気持ちを私に抱いているんだろうなぁって。
イライラする人も沢山いるんだろうなって。
だけど、そんな【おれお】を、、、
あちこちぶつかりながら、少しずつ少しずつ学習しながら、懸命に働いている【おれお】を、、、
私は支持する。
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