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癒快グループの治療方針身察・身断・身療 (診察・診断・診療)

 この三つが私たちのグループの治療方針です。
日本語では存在するが、完全な当て字です。私の勝手な解釈ですが、現代の病院での患者に対する扱いに感じることです。待合室で長時間待たされた挙句に、医師の診察時間はほんの数分。検査に回されてまた長時間…結果を医師から聞く時間数分…。余程のことがない限り、痛みやしびれがあってもレントゲンでは異状なしとされ、湿布と痛み止めを出されます。そして『少し様子を見ましょう。』『薬が終わってもまだ痛みがあるようであればMR検査をしましょう。』患者の痛みなどはまるで感知しないで、金のかかる検査だけ。『今が痛い。』『今が痺れている。』なのに、痛みの原因を機械任せにされ、それで異常なければ運動を休みなさい、やめなさい、老人には自宅で安静に…。

 仕方なく患者は痛みやしびれと付き合わなければいけないことに、これで、プロの治療家??? 実際私も若い時に同じ扱いで苦労しましたが、そんなことを経験したから治療家を目指したのです。私たちのグループでは、治療室に入ってくる時からが診察です。大事なのは問診もありますが、身体をしっかり診て、身体のどこに異常があって、どこの部位をどのようなテクニックで施術すればよいかをしっかり見極めます。今日、来院される前よりも帰る時のほうがはるかに楽と喜んでいただけるようにしないと、例え民間療法家であっても施術料金を頂く資格はないと言っています。痛みやしびれを感じたまま数日様子を見ましょうとか、2~3日すれば楽になるはずですとか、接骨院のように電気を充てて明日も来てください等、患者の苦しみを利用して金儲けの手段にしているようでは実に恥ずかしいことです。

 だから、患者の身体を診て、身体を判断して、身体を治療する気持ちが一番大切であることの戒めから、あえて当て字を使って治療院の入り口に掲示しています。

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