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ラーメン屋での失敗談

暑い時期がやってきましたね。
最近は軽めの糖質制限をしているので頻繁には食べませんが、以前は週2くらいはラーメンを食べてました。

今日は久しぶりに、石川県民のソウルフードともいえる8番ラーメンでランチ。

この時期になるとどこのお店でも『冷やし』メニューがオススメされてますが、僕は必ずといっていいほど温かいラーメンを頼む。
これには過去の失敗が関係している。

真夏のラーメン店にて

あれは夏真っ盛りの暑い日だった。
外の暑さに耐えきれず、そんなに食欲もわかなかったのでスルスルと入る冷やしメニューを口にしようと考えた。
ラーメン店に入り、案内された席に着くと同時に直ぐに冷やしメニューを注文。
着丼までには時間があるので、いったん席を離れてトイレに行った。

用を済ませて席に戻ると、先ほどまでは感じなかった涼しさが有る。
エアコンの風だ。
目の前には大量の湯気が立ち上り、熱気の溢れる中で職人が魂を込めて一品一品作り上げている。
目の前の熱気とは対照的な心地良い空気を浴びて作業を眺めていた。

異変が起きたのは3分ほど経った頃。
なんだか身体が震え始めた。
汗で濡れたTシャツとエアコンの風の相乗効果でみるみると体温を奪われていく!

コレはまずい!

と思ったが目の前では僕の注文したと思われるメニューが手際よく作られていた。
『お待たせしました!』
お姉さんの満面の笑みとともに、それは運ばれてきた。

冷たい水で締められた見るからにモチモチの極太麺。
先ほどまで冷蔵庫で冷やされていただろう、水滴がキラキラと光る野菜たち。
極厚に切られたチャーシュー!

暑い夏にはピッタリの見るからに美味しそうなメニューである!

しかし、身体が冷え切っていた僕にはなんの魅力も感じる事はなかった。
ほんの5分前まではあんなにキラキラ輝いていたメニューが、この時には完全に色あせていた。

一刻も早く外に出て身体を温めたい気持ちで、冷えた身体に冷たいメニューを掻き込むように食べて店を出た。

大嫌いな夏の暑さがこの時ばかりは天国のように思えた。
しかしコレは悪夢の入り口でしかなかった。

車に乗り込み帰路に着く。
身体も温まり気分は上々!
このまま快適ドライブと思ったのも束の間。
急激な腹痛に襲われた!

冷え切った身体に冷え冷えのジャンキーな食べ物を大量に摂取したため、胃腸が危険信号を発したのだ。

危険信号を感じ取った身体はデトックスモードに突入!
一刻も早く排出しようとする本能をなんとか瀬戸際で食い止める理性のと闘い!

この時はなんとかドラッグストアのトイレに駆け込み緊急事態を回避することができたが、もう1分遅ければ完全に溢れ出していただろう。

そんな経験から、暑い時期でも温かいラーメンを食べるようになったのだ。

今日もざるラーメンや冷やし中華でなく、味噌バター野菜増しにしたのは正解だった。
雨で濡れたため着丼までに寒さを感じたからだ。
身体が少し冷えた頃に出てきた味噌バターラーメンは普段の5割増で美味い!

まとめ

・席についてすぐに注文しない
・エアコンの風量、温度を確かめる
・メニューはじっくりと選ぶ
・温かいメニューか冷たいメニューか見極める

早く食べたい気持ちもよくわかるけど、一息ついて状況把握に努めたのちに注文しよう!

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