ひとりで飲むこと

私はひとりで飲みにいくことが好きです。
仕事終わって夜中に飲みに行くとすでに酔っ払ってる横に座ってる全然知らん人の人生相談とか聞いたりするのとか、めちゃくちゃおもろい。こないだはドイツ人が日本人の奥さんと離婚することになってあとはハンコ押すだけってゆう話してた。大変やねえて言うたら急にプロポーズしてきた。人生なげやりかよ。めちゃくちゃおもしろいなあ夜の酔っ払い達は。自分の言葉に責任なんか一切持ってないもんね。

そんでやっぱり私が一番好きなのは隣に座った知らない人と話すことなんですよね。自分の話を適当にできるのって知らない人相手だとめちゃくちゃ楽チンで楽しいし愚痴も家族のどーでもいい話とか今日会った良いこととか、誰が興味あんねんって話を誰かの明日に影響することなく話せるのは、知らない人だからできるし、そこからただの知らない人から知り合いA になったりするのでおもしろいですね。

なんでこんなこと言ってるかというとなんで私は疲れて早く寝たい日にわざわざ仕事終わりに家と別方向のお店に向かって飲んで帰ったりするのか自分でも不思議になって考えてたんです。考えたところでなんですけど。

ああそんな私みたいな誰かがほっとする場所にうちの店もなれたらええな。美味しいご飯食べていいお酒のんで知らん横の人にも話かけてもいい雰囲気の店になったらええな。お客さん同士仲良くなったりするお店になったらええな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?