女寿司職人とは

今まであまり女であることに特別な気持ちを持って生きてきてなかったのですが、お店を始めてから自分が女性であることと性差についてよく考えるようになりました。
それは私が”女性”の寿司職人であるから”女性である私”がすごく注目されるようになったからです。

先日うちの店に飲食店の経営をされてる方が来店されました。
これから女性だけのカウンターのお店をやろうと思っていて、それで同じようにカウンターに女性がいるうちに来ていただいたとのことでした。これからは女性も働かなければいけない時代で会社が女性も働けるようにそんな店を作りたい。技術は劣ってもサービスや会話などは女性の方が向いているとおもう、と言われた時にとんでもなく悔しいなと思ったんですよね。
男性主体の社会で女性は男性の補助なしでは働くことが難しくて、もし何か技術を身につけてもそれは男性より劣っているとゆう、当たり前の前提として話していたことが、その人に悪気は一切なく、その人の中にある女性差別にその人自身が気付いてないのが悲しかったし、世の中の人はそれに気付いてる人がどれだけいるか想像したらもっと悲しかったです。

と一年前に下書きになったまま公開もできずひっそりと眠っていた記事を見つけたので公開しておきます。

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