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ひとりで生きる覚悟

辻さんの日記を読んで思った。私は、息子くんがしたであろう覚悟ができているのだろうかと。


思えば、一人暮らしをしたのは28歳の頃。
実家が首都圏のため、それまでずっと実家暮らしだった。一人暮らしをしたのは、当時の仕事がクソみたいに(失礼)忙しくて、毎日タクシー帰りだったから。土日もなく働いていたから、マンスリーマンションを借りて物件を探し、決意するとかそういうこともなく、流れるように家を出た。
一人暮らしを始めたといっても会社員。毎月お金は入ってくる。
しかも、仕事柄、上司に美味しいお店に連れて行ってもらったり、スタッフさんを接待することも多く、会社のお金で身の丈以上の食事をしたり、タクシーを乗りまくったりしていた。
それが仕事といえばそうなのだけど、環境に甘えていたよね。たぶん。

そしてこの日記を見て思った。
私は、今もなお、ひとりで生きていくという覚悟はできているか?と。
別に一生独身でいるとかそういう意味じゃない。
ひとりで生きていくということを考えたことあるのか? ってこと。
なんとなく両親が健在であり、気ままな独り身ゆえ、生きることへの覚悟とか決意みたいなものを、改めて考えたことがなかったように思った。

ただそれだけのことだけど、結構これって大事な気がしたんだよね。
だからなんだか書き留めておきたくなった。
そして今、気づいたことで私は覚悟ができたのだと思う。



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