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#1ヶ月書くチャレンジ Day12:感覚を文章にする人、ここにあり。

いしかわゆきさんの著書「書く習慣」を読みました。巻末にあった1ヶ月チャレンジにトライします! 自分のことが書くのが苦手な私、がんばれ! レッツトライ!

12日目のテーマは、自分の得意なこと、です。



私の得意なこと。

わかりにくいことを噛み砕いて説明したり、わかりやすく伝えること。

先日、仕事の席で自分の強みを聞かれたことがあり、こんなふうにお答えしました。

これまで雑誌編集者として美容にまつわるあれこれを文字にしたりページに落とし込んできました。美容のジャンルって以外と幅広くて、メイク、スキンケア、ダイエットとかヘルスケアみたいに大別されます。

で、編集部に在籍してた頃は、スキンケアやダイエットなどのページ作りが得意でした。
体とか肌の構造をお医者さんや化粧品会社の研究者の方に聞いて、新しい成分や栄養素がどう肌や体に働くのかを知るのが面白かった。
さらに、それを読む人が面白くわかりやすく理解できるように見せ方を工夫するのが好きだったし、得意でした。

編集部時代に編集者として作った企画。
キャッツアイの肌潜入に見立ててスキンケアステップを解説しました。
分厚い雑誌のなかで目に留めて読んでもらえるよう、工夫してました。
今でもお気に入り。こういうページまた作りたい。


ただ、フリーランスになったらスキンケアページの仕事の依頼はあまり来なくて、同じ雑誌でも私が依頼されるのはメイク企画。すっかりメイク担当の人になりました。なんでだろ? と思いつつ、ファッションもメイクも好きだからかなと思ってたけど、最近気付きました。

私、メイクさんの感性を言語化できる人と思われてるのかも⁉︎  と。

そうなふうに思ったのは、先日某ヘアメイクさんが現場で「ちゃんと考えてるけど言葉にできないんだよね」って言ってたからでした。

彼らはアーティスト。
皆さん人気者だし、YouTubeやらインスタやらで発信してる売れっ子なので、言葉は持ってる。だからちゃんと話せる人たちだと思ってたけど、ご自身ではやっていることを言語化できないと感じているんだなぁと…。
そして、私はもしかしたらそこをサポートしているのかも⁉︎ ともふと思いました。

どうしてこのコーディネイトにこのメイクなの? 
どうして今回はこの色なの? 
この質感なの??
ひとつひとつのなんで? なんで? を聞き取って、それを線として繋げて文章にして、メイクさんのメソッドを理論立てているーー私ってそんなことが得意なのでは?と思いました。

感覚的なことを言語化すること。

わかりにくいことをわかりやすく平易に見せること。


私自身、このことについては、今こうやって文字にするまで整理できなかったし、今書いている中で点と点が線になってきた感があります。

自分自身のことだってよくわからない。

だけど、書くことを通じて理論立てて、説明しやすくできる。

私の得意なことは、やっぱり書くことであり、文章を通じて取材者や対象物を分かりやすく伝えていけること。

ーーそんなふうに思いました。


暫くぶりだったけど、やっぱり書くって面白い!



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