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休日ダラっとゲームをして過ごしていたら、急に彼女が告白された話をしてきて…

○本編
【あなたの家にて】
ねぇ、今何時?

あー…もうそんな時間か…。

うーん…。(伸び)
今日もなーんにもしなかったなぁ。

え、ふふ、ドンマイって。
君も大して何もしてないでしょ?

だって、あたしの膝の上でゲームしてるだけじゃない。
同じでしょ。

…ていうかさ、やりすぎでは?

何がって。
ゲーム。
あたしがちょっと昼寝して起きてから
ずっとここでやってませんか?

いや、やりやすいとか聞いてないし。

別に構わないけどさぁ…。
でも、彼女がわざわざ来てるのにそんなずっとゲームやってていいの?

ふーん…。
いいんだ。

えいっ。
あはは、つっついたら変な声出した。

えー何って…
別にー?
特に何もないですけど。

ね、でもそんなゲームにうつつ抜かしてたら、
彼女いなくなっちゃうかもよ?

え?
ほんと?って…

いや…そう聞かれると…
いなくはなくならないですけど。

じゃあ大丈夫って。
わかんないよー?
急にいなくなってさ、
知らない男の人連れてきてー。

この人とお付き合いすることになりましたーって。
あなたはゲームと付き合ってればー?って。
言うかもしれない。

ふふ、今鼻で笑ったでしょ。

いや、バッチリ聞こえたね。
フンって。

もう…全然ゲーム辞めないじゃん…。


ね…でも実際さ。
ホントにそうなっちゃうかもしれないよ?

あ、ゲームやめた。
ふふ、今日初めて目が合ったね。
こんにちはー、お邪魔してます。笑

ふふ、え?
どういう意味って、何が?
あ、さっきの?

いや、なんというか…
別に大した話じゃないけど。

先週…あたし、告白された。
大学の後輩に。

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