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【!?】家に帰ったら、水着な彼女。

○本編
【同棲してる家にて】
【部屋のドアが開く音】
うーん…。
やっぱりこの水着、キツい気がする…。
特に胸辺りがキツい…。
お腹も出てる気がするし…。

この水着が小っちゃくなっちゃった…とかだったらいいんだけどなぁ。笑
はぁ…ま、そんな都合いい話ないよね。

てことはあたし、やっぱり太ったのかなぁ…。
まあ最近彼と一緒に調子乗ってお菓子食べすぎてたもんね…。

はぁ…。
これは今年もプールはやだってなんとか理由つけて言わないとなぁ。

ふふ、彼、絶対残念そうな顔すると思うけど。
ま、ほんとごめんねー…ってことで…。

…はい。
じゃ、とりあえず着替えよ…

って…えぇ!?
君…帰ってたの!?

ふふ、いたなら言ってよ。
ね、いつからいたの?

え。
水着は小さくなってない?

ふふふ。
うるさ!

いいもん!
どーせ太りましたしたから…。

え、このくらいが好き?

あ…そう。
別に、そんなこと聞いてないですけどね。

でもショックだなぁ…
だって昔余裕で着れたんだもん。

うん、3年くらい前のやつ。
君も見た事あるでしょ?
この水着。

たまたま部屋整理してたら見つかったから着れるかなぁと思って着てみたんだけど。
ふふ、まさかいっつも帰りの遅い君がこんな時間に帰ってくるとはね…。
持ってるね、君。

ふふ、褒めてません。
早く帰ってきてくれて嬉しいけどさ。

ま、それだけ。
というわけであたし着替えてくるから。
ご飯ももうできてるから君もって…。

【彼女の腕を持つ】
え…。
どうしたの、あたしの腕掴んで。

もうちょっと見して欲しい?

えーやだよー。
散々見たでしょ。
後、分かってると思うけどさ…
あたし、結構恥ずかしいんだからね。

そりゃそうでしょ。
あたしだけ水着なんだよ…。

ねえ…君見過ぎ。
そんな見ないでよ…。

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