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参議院選挙(比例区、2010-2019)の分析

この分析は、特定の政党を支持するものでも、揶揄するものでもない。

参議院選挙は6年毎の改選なので、ある程度過去の結果から振り返る必要があるなあと思ってツラツラと調べた情報をまとめただけのものである。

ということで、2010年以降の参議院選挙における比例区の得票数・当選者数の推移をまとめてみた。

2010年の民主党の大量得票が、維新や生活の党などの勢力に分散し、みんなの党は消滅、民主党は民進党へと散っていった様が見て取れる。

ちなみに2013参院選でみんなの党から当選していた4名がどうなったのか個別に見てみたら、川田龍平議員→立憲民主党、山口和之議員→日本維新の会、井上義行議員→自民党、渡辺みちたろう議員→辞職して那須塩原市長に当選。ということで全く別の道へ。

日本維新の会が2013と2019に二度現れているが、実はこれらは同一ではなく、みんなの党を割って出た勢力が作った結いの党と合併して出来た維新の党から、対立路線があって民進党とおおさか維新の会に分裂している。その後、再び日本維新の会へと名称変更しているであった。

あー、なんかそういうゴタゴタ、あったなー、と記憶の片隅にあるが、ほとんど覚えていない。一度このあたり、ちゃんと時間をかけてまとめてみたい。誰かまとめてたりしないんだろうか。

旧民主党が国民と立憲に分裂しているので、これまでの支持母体である労働組合系はどういう支持になっているのか、比例区の候補者を見てみると、自動車総連、電力総連、UAゼンセンなどは国民支持、郵政、自治労、日教組などは立憲支持である模様。

自民党と共産党は、選挙のたびに着実に得票数を伸ばしている。社民党から2013年に当選していた又吉議員は立候補せず引退したようで、現職0となっている。

労働の解放をめざす労働者党は、一番若い人の年齢でも65歳…既に労働から解放されているのでは…。

これまでの投票率を前提にすれば、100万票だと1議席を出せるかどうかギリギリのラインであることが分かる。

これらを元に、2019年の比例区の得票数をざっくりと予想してみたいと思うが、その公表は控えておくこととする。

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