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ホンモノに触れてみた

Hola 走り方レッスン全国ツアーをしているハタフィジです!今回は一流になるべく、LIVEに勉強へ行ってきました!すべて無料で公開していますので、最後までぜひご覧くださいね♪


はじめに

 一流になるためには、一流を知らなければいけない。とことわざのような名言のような、ただ普遍的なものがあります。一般的に一流に触れられる方法として「高級ホテルに宿泊」なるものがあります。ただ、私は場所を経営もしてないので、接客やおもてなしを学ぶには適所でも適材ではない…
 ということで、エンターテイナーに触れる必要があると常々考えていました。特に相性が良さそうなのが「サーカスのピエロ」と「ライブアーティスト」です。近場にサーカスが来たときには、立ち振る舞い(一切声を発しない演出)を食い入るように学びました。どう楽しませるのか。一瞬にして空気を笑いに帰るエンタメ性はものすごく勉強になりました。

 そして今回のホンモノは誰もが知る超トップアーティストのライブに参戦しました。本記事は、参戦記録ではなく「ライブを一流のホンモノとして視る」をテーマにしております。

ホンモノはコレ

 私がホンモノの超一流として学びに行ったのはポルノグラフィティです。中学生のころだったか、緑(青りんご)と赤のリンゴが顔に描かれた少年のアルバム2枚を兄が買ってきたときの衝撃はいまだに忘れず鮮明に記憶しています。
 あれは日曜日でした。朝から天気がよくて日のあたりのいい実家で窓を開けていた清々しい昼前でした。(今調べると、2004年7月28日㈬で購入が日曜日だったのだろう。)当時最新だった兄のCDコンポ(言い方が懐かしい)で流した、そう一曲目。

「ぼっくらのうまれてくーる…♪」

 あの歌いだしに衝撃でした。高音と歌声に、きれいなメロディに小学生でも明らかに異次元とわかりました。そして、2曲目に行く前にもうひとつのほうのアルバム(赤)の1曲目を聞いてすっかりこのアーティストをすきになったのです。小学生だった私は、CDを聞いてるのに「あれ?ラジオ…?」とわからなかったのです。え、こんなんCDでありなん?と思ったのを覚えています。

 そして、あれから20年の今年についにLIVE参戦という巡り合わせになりました。

ホンモノを解剖

 これまでも、LIVEというものにはいくつかのアーティストさんへ参戦していたのです。ただ、このコロナ明けということもあり随分と行きたかったもののいけない存在になっていました。
 そして、今回はポルノのファンクラブでもないので、知っている曲が決して多くないという状況で行きました。

 ただ、今回はただLIVEをたのしむ!ではなく、どうせ行けるなら「超一流のホンモノとしてエンタメ勉強」にしました。おそらくこの視点でLIVEを観たのは私だけ。ぜひホンモノを共有しますので、行かずとも学んでいただけると思います!

開演前

 まず、開演前のスタッフさんたちの対応。入場に手間取ったけど(ローチケアプリが必要だったのを知らず)、神対応。で、やっぱりファンの人たちの治安がなんせよかった。これはのちのち意味の分かるものに。

開演

 いやーずっと聞いてた曲が生で聴けるって、やっぱりLIVE最高ですね。と月並みな感想ですが、寝不足になって全試合観たワールドカップ2002年の『Mugen』はしびれましたね。日本で初開催のワールドカップのテーマソングですよ。しかもボーカルの昭仁さんはサッカー経験者でサッカー好きとして有名、と思ってLIVEを聴くと自然と涙出ますよね。
 で、だれもが知る我が子も大好きアゲハ蝶をその演出でやるんですか!という意外性にたまらんかったんです。ネタバレ多いとアレなんで、そっとしときますが、スタンドなのに表情がずっと見えるのも最高でした。

 ラストの曲は撮影OKでした。この20周年を迎えるアーティストが、日本人アーティストではまだまだ保守的な撮影をOKにするという先駆者な感じが個人的に良かったです。

開演後

 ファンの方たちが挨拶しあってたり、連絡先交換(これはおそらくMCの影響)をしていたり、ごみもなく雰囲気の良さを感じました。

ホンモノになる方法はコレ

 あ、ポルノを好きになる人の気持ちがコレだ。というポイントが、おそらく「ホンモノ」ポイントと一致するだろうから、まとめました。

①ファンのマナーがいい

 「ファン」とあえて俯瞰的な言い方になりラバッパーの方にはすみません。ただ、本当にLIVE会場で他人の不快なことになることをする人や、「え?」となる人が本当にいないのはすごかった。ほら、あかんところで喫煙とか、ポイ捨てとか、路駐とかあるじゃないですか。少なくとも普通に入場するときには全く見受けられなかったんです。

②アーティストの気遣い

 初参戦やし、クラブでもないんで、私はあんまり手拍子とか声出しとかって感じではないんです。でもね、MCで昭仁さんが「促すけど、LIVEの性質上であり強制でもなく無理してしんどくならなくていい」とおっしゃった一言に救われましたね。
 ラバッパーさんたちに、盛り上がってないやつ来るな的に思われるんとか意外とそういうとこ繊細で気にするので、ぐっと気が楽になりました。
 これ言える人って少ない気がします。ライブするアーティストがこれ言うって、人柄を感じました。でも、熱さのあるLIVE感が絶妙でした。

ファンになる理由

 色んな形であなたにも推しがいるでしょう。ありがたいことに、私を推しにしてくれる方もいらっしゃいます。でもポルノの場合は、

カリスマ性≦寄り添い

 という、トップアーティストでありながら決して上から目線はなく、仲間意識がファンとの一体感となって居心地のよさがありました。もちろん、ほらEXILEみたいにカリスマ性でわーきゃーももちろんありで、いろんな形がありますがポルノはここが予想とは違ってだからなんだか敷居が高くないギャップにほっとしました。

 なんだろ、トップアーティストなのに遠くない感。

おわりに

 自分らしさって必要なんだけど、でも人のいいところは吸収するのって大事だと思うんです。
 家事や仕事、勉強とかをこの日のために!と過ごされていた方もいるでしょう。そんな方たちが報われる空間・時間を一人残らず2時間半で100%コミットできるポルノのすごさを、とてつもない大きい存在を突き付けられました。

 いや、圧倒的にすごいんですよ。でもなんですか、あの遠くない感じの雰囲気の演出。身近に、みんなの友達や仲間みたいな一体感。あーすごかったなぁという圧倒されるだけの一方通行じゃない感じ。

 ここまで2500字を超えたので、私なりのまとめ分析で締めたいと思います。

①トップたるもの偉ぶるな
②色んな方が来ていることを想像せよ
③押しつけサービスは感動は生まない
④空間という場所を、時間軸で立体的にデザインせよ
⑤宴後をデザインせよ

 以上、ポルノグラフィティを「超トップなホンモノな理由」という超独自目線からレポートしてみました。

では、来月また参戦しますので、それまでに実行します!

Grasias
HATAFISI

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