見出し画像

デュー・デリジェンス

企業経営理論などの問題に出てくる「デュー・デリジェンス」。
M&Aをする準備段階に、被買収先企業との機能の重複や補完関係についての調査や、内部統制上の問題を明確化し、リスク低減を図るために行うものだそうです。

デューデリジェンスは、
財務リスク(不良債権、過大評価の資産など)、
運用リスク(効率的でないプロセス、技術的な問題など)、
法的リスク(訴訟、法規制違反など)
等の特定と評価を行います。
あらかじめ潜在的な問題を含めて把握しておいて、それらを考慮に入れてM&Aの実行やリスクへの対応など、適切な決定を下すことになります。

企業の財務状況、市場ポジション、競争力、将来の成長性などを詳細に調査すること。
被買収先企業の製品や技術が自社のビジネスとどのように統合し、新しい市場機会、シナジーを生み出すことができるかを検討する。
といったことを行います。

具体的な項目として、
●対象企業のビジネス全体を詳細に調査し、理解するプロセス
●対象企業の財務状況を詳細に調査するプロセス
●相手先企業・事業の法務を対象とした調査するプロセス
●相手先企業の税務関連情報を詳細に調査するプロセス
●相手先企業の情報技術(IT)状況について詳細を調査するプロセス
●相手先企業の人事関連情報を調査するプロセス
などがあるそうです。

こういうことって、中小企業診断士の診断内容と同じなのではないかと思うんです。
今回は、日本M&Aセンターの「M&Aマガジン」にある「デューデリジェンス(DD)とは?目的や種類をわかりやすく解説」というのを参考にしました。実際には、もっと具体的なことも説明されています。
このような情報は他にも色々と引っ張れそうなキーワードだと思います。

こういうのを調べて、中小企業診断士の仕事のイメージをつけていきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?