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生ビール一杯分やし。

500円程度のものを買うかどうか悩みつつ、買ってしまう時に使う理由が、「生ビール1杯分やし」です。
何杯めかわからなくなってきて、どんどんお代わりしてしまう生ビール。
翌日、かすかに頭がいたいけれど、飲んだことには後悔はしません。
その一杯分と比較すると、財布の紐がゆるくなってしまいます。


さて、一次試験の過去問チャレンジ、今日から令和4年を始めました。
まずは、経済学・経済政策。
今年1月からはじめた中小企業診断士の勉強、そろそろ1年経つわけですが、いまだに基礎的なところで引っかかります。特にこの経済学・経済政策。
あやふやだなぁ…と思いながら解答しましたが、今回は52点。
仕切り直しの過去問チャレンジを始めて、この科目では一番いい点数が取れました。

その第4問は「絶対消費仮説」についてでした。
「絶対消費仮説。ライフサイクル仮説。恒常所得仮説。相対所得仮説」
ライフサイクル仮説はわかりますが、それ以外がしっかり覚えられていませんでした。

なので、あらためて丁寧に考えてみたところ…
相対所得仮説…その人の絶対所得に依存するのではなく、他人の所得や自分の過去の所得との相対的な大きさに依存する。
例えば、
同僚が旅行に行くことに影響を受け、自分も旅行に行く。
今期の所得が減りそうだが、消費習慣を変えられず、今までどおりの消費行動をとる。


あぁ、僕はそういうタイプだわ。

  • なんやかんやと人の消費行動を見て、同じものを買おうとはしないけど、同じような額の買い物を、自分のお小遣いのことを考えずに買っちゃう。

  • 今月、どれぐらい使っているかを深く考えず、また先のことも考えず、ブラックフライデーだからポチっちゃう。

  • そして、冒頭のとおり、それほど機能的に差はないけど、何となく良さげな方が500円高いけど、まぁ生ビール一杯分やし…。

あと、「今月、出張手当入ったし、買っちゃえ!」っていう絶対所得仮説に沿った消費も…。


まさか、勉強を通じて、日頃の行いを反省することになるとは!

っていうように、解説を噛み砕いたので、消費仮説については理解できたと思います。


あとは、これからの収入などをちゃんとシミュレーションして、今どのように過ごすべきかを考えられる「ライフサイクル仮説」に沿う消費行動が取れるようになっていこうっと。
…ボーナスのことは度外視して月給のみで生活設計する「恒常所得仮説」的な考えができる人は、めっちゃお金貯まるんだろうな。

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