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しごとコンビニ導入サポーターとして大事にしていること
こんにちは。
正月の暴飲暴食による脂肪貯金をなんとか清算しようと頑張っている
はたらこらぼの井上です。
今日は、「しごとコンビニ導入サポーターとして大事にしていること」について、お話ししたいと思います。
サポーターとして大事にしていることをお話しする前に、
これまで現場の皆さんにどういったサポートをしていたか簡単にご紹介したいと思います。
導入サポーターのスタートは、
しごとコンビニがスタートした地でもある 岡山県奈義町 から。
全てが誰もやったことのない状態でのスタートだったため、
サポーターとは名ばかりのバリバリの現場スタッフでした(笑)
やることなすこと、誰もやったことのないことで、
現地のスタッフの皆さんと手探りで事業づくりをしていました。
それから東川町のサポートが始まり、東川町でも現地に住んでのサポートをしました。
現地に住んでのサポートで良いことは、
現場の空気感や自治体内の情報がすぐに入ってきて、
それによってサポートの内容を変えられることでした。
それから、拠点が増えてきて、
どこかに住んでサポートというのは、現実的に難しくなってきて、
現在のオンラインと定期的な訪問のサポートにサポート体制が移行していきました。
サポート体制が切り替わってからは、現地でのサポートとは違う大変さを感じました。
住んでいれば、自分で情報を仕入れにいけば簡単に情報は手に入るし、
拠点の様子などを自分の目で見て、適切にアドバイスをしたり、改善ができます。
それが物理的にできなくなり、
どのように情報や現場の動きを確認していくのか、かなり悩みました(笑)
そんな両方のサポートの仕方を経験して、
自分が思う サポート時に大切にしなければいけないことは2つあります。
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誰よりも現場の理解者であること
現場の苦労は、実際にしごとコンビニの業務をやってみないとわからないことがたくさんあります。
現場の皆さんの大半は、経験のない中で業務をやってくださっており、手探りでやっているという感覚があると思います。
そんな中、
なんとか受注したいけど、さまざまな制約により、受注できない。
工夫してやってみたけど、思うような結果が出ない。
という状況はたくさん起きます。
どれも歯痒いことばかりです。
そういった状況に陥った時に、サポートする側から「なんでそういうことするの?」「ちゃんと考えてやっている?」と言われると、せっかく頑張っている現場の方のモチベーションも落ちてしまいます。(自分が言われたら、やってないくせに偉そうに言うなと思ってします笑)
自分自身、現場に入ってサポートしていた時に同じ経験をしたことがあります。
だからこそ、現場の人は今どういう状況なんだろう?どんな気持ちなんだろう?ということを想像しながら、その人が実現したい方向性に沿ったサポートをするようにしています。
制約があれば、正攻法ではダメかもしれないけど、違うやり方で制約をクリアできないか。
結果が出ないなら、違うアプローチで結果が出せる方法はないか。
現場の人と一緒に、時には一緒に汗をかきながらサポートをするようにしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1703746017057-i47i92f0XD.jpg?width=1200)
あくまでサポーターに徹し、現場のスタッフにならないこと
これは、自分への反省からきているのですが、
昔の自分は、何か頼み事や相談をされたときに、本来その人がやるべきことを自分でやってしまうことがよくありました。
でも、これをやってしまうと、その場はどうにかなっても、
長期的に見ると、相談してくれた人にとって毒にしかならないんですよね・・・。
その場はどうにかなるけど、根本的なやり方や考え方を教えていないから、いつまで経っても一人でできない状況に自分自身がつくってしまっていました。
私たちのサポートには、いつか終わりがきます。
その後は、現場の皆さんだけで事業を運営していかなくてはいけないのに、
そんなことをしていては、現場の方々のせっかくの成長の機会を減らしてしまいます。
この反省を活かして、サポートをするときは、
代わりにやってやり方の見本を見せるか、一緒にやって伴走しながらやり方を教えるか、思い切って任せてみるか、現地のスタッフさんの習熟度に合わせて、サポートのやり方を変えています。
質問を受けるときも、相手の習熟度に合わせて、答えを教える、まずは相手の答えを聞いた上で答えを教える、あえて答えを教えず相手の答えでやってみてもらうと使い分けています。
余談ですが、学習には5つのレベルがあります。
1 無意識的無能(知識がなくてできない状態)
2 意識的無能(知識はあるけどやらない状態)
3 意識的有能(考えるとできる状態)
4 無意識的有能(当たり前にできる状態)
5 無意識的有能に意識的有能(当たり前にでき、人に教えることができる状態)
経験則ではありますが、この2から3に移行するのは、とてもパワーがいることです。
3に移行さえすれば、あとは環境さえ作ってあげれば4に移行するのはそこまで難しくありません。
つまり、2から3への移行を超えないと 自分だけでできる という状態は実現できません。
私たちが目指さなければいけないのは、
”現場のスタッフさんだけ”で できる状態 です。
だからこそ、考える機会を作って、やってみる環境を作ってあげるようにしています。
このような関わりをしていると、
現場のスタッフさんの成長を目の当たりにすると
自分のこと以上に嬉しく、誇らしくなります(笑)
長々と書きましたが、自分が導入サポーターとして大事にしていることは以上です。
今後も改善を加えながら、さらに効果効率的にサポートできる方法を
編み出していきたいと思います!
![](https://assets.st-note.com/img/1703228540782-Ddlx5UwNJO.jpg?width=1200)
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