日経平均の下値支持線は200日線か
4月6日(木）youtube動画UPしました。
「日経平均は昨日の5日線に続き、本日25日線も下抜き、25日線も右肩下がりへ変化。200日線付近は複数の下値抵抗線。日経平均1株利益とPERから解説します。」
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≪相場概況≫
6日の日経平均株価は続落し340円安の27472円で引けた。
米国で市場予想を下回る経済指標の発表が相次ぎ、前日の米株市場で景気敏感株やハイテク株が売られた。
東京市場でも運用リスクを避ける動きが広がり、値がさの半導体関連株のほか、機械や海運といった景気敏感株が下げた。
東証プライムの売買代金は2.8兆円。
米景気懸念が相場の重しとなっている。
医薬品など景気に左右されにくいディフェンシブ株の一角が底堅い一方、
景気敏感株を中心に一段と売られている。
5日発表の3月の米ADP雇用リポートで非農業部門の雇用者数の増加が市場予想に届かず、同日発表のISM非製造業景況感指数も市場予想を下回った。
7日に控える3月の米雇用統計の発表を前に「米景気の悪化を警戒する投資家が多く、持ち高を整理するための売りが出やすかった」という。
5日の米ハイテク株安を受け、8035東エレクや4063信越化、6857アドテストなど半導体関連株の下落が目立った。
6954ファナックや6301コマツ、6361荏原も売られた。
一方、医薬や食料品などディフェンシブ株は堅調で、2801キッコマンや2802味の素が上昇した。4543テルモや4568アステラス、4502武田も高い。
日経平均は25日線27739円を寄付きから割り込み、投資家の失望感が示唆された。
節目の27500円を終値で下回ったことも、上値の重さを印象付ける。
目先は200日線27370円、75日線27214円が支持線に機能するかが焦点となりそうだ。
マザーズ総合は続落。前日の米ハイテク株安を受け、国内の新興市場でも売りが優勢となった。
市場では、「グロース市場の騰落比率をみると値下がりの方が多いので、
一部の銘柄が集中物色されているようだ」との声が聞かれた。
個別では、4565そーせいや3491GAtech、2937サンクゼールが堅調。
一方、4478フリーや9552Ｍ＆Ａ総研、4194ビジョナルは売られた。
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