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授業スキル研究会での学び

4月からみんなのオンライン職員室「授業スキル研究会」で学んでいます。

第1~4期まで小林昭文授業改善ゼミがニューアルオープンしたもので、私自身全期所属していて、2期からは運営側としても携わってきた大切な学びの場です。

私たちの学びをコーディネートしてくれるのは、小林昭文さん。
もともとは、高校の物理の教員でしたが、現役時代に開発したアクティブラーニング方の授業の実績をかわれ、全国の学校の授業改善に携わっておられる、私たちの心強いお師匠さんです。

4月からは、全面リニューアルオープンし、私たち教員の、より主体的な学びを促進する場に生まれ変わりました。

毎月第2・4金曜日の21時から1時間半。

流れは、こんな感じでやっています。


①ゆっくりチェックイン(10分)

オンラインでは、空気が読めない・雰囲気がつかめないことが前提となりますから、アイスブレイクの一つであるチェックインはとっても大切なコミュニケーションツールとなるのです。

・参加者全員が話すこと
・今の心境や状況を一人ずつ話すこと

これだけで、場はあったまりますね。

②Dialogue Time(今日までのふりかえり)(10分)

前回のゼミから今日までのおよそ2週間をふりかえって、Canvaのカードに各自記入します。

Canvaの共有ホワイトボードがゼミのツール

他の人が書いたものがリアルタイムで見られますから、お互いに質問しあって深掘りする時間にもなっています。

③Today's Theme(30分) 

テーマは、あらかじめ小林さんから決められることもありますが、ほとんどの場合は、参加者の方から出されます。
みなさん現役の教員なので、それぞれの現場で問題意識をもって実践されています。

ゼミ生みんなで対話してみたいテーマが出ます。
これまでに、

・教師の語り力
・学びの主体性の評価どうする?
・本当にわかっていないと思われる子に対して周りの子がサポートできないときはどうすればいい?
・プロポーサルを書くことの効果
・社会科研究授業主体的で粘り強く学習する技能
・質問力
・ゼミ生が提供してくれた授業動画
・研修会の在り方
・深めるとは?
・国語の授業の組み立て方

これらのテーマについて、ゼミ生同士で質問し合います。
質問し合い、対話し合うことでだんだんと深まっていくのが楽しい時間です。

④Kobayashi's Talk on SuperVise(10分)

私たちのゼミ生の対話が一区切りついたところで、講師の小林さんに、そのテーマについてのスーパーバイズをしてもらいます。

広い視野と深い専門性を持ち合わせておられる小林さんに、このテーマを深掘りしてもらいます。

この人は、どれだけの知識量と経験量をお持ちなんだろう!?といつも感心してしまいます。

⑤After Dialogue (10分) SuperViseからの学び(10分)

小林さんからスーパーバイズしてもらったことについて、ゼミ生であらためて対話します。
何か聞いたら、知ったら、アウトプットする。こうすることで、吸収しやすく、また深めやすいということですね。

⑥Dialogue Time「次回までにやってみたいこと」(10分)

今日の学びをもとにして、次回までにやってみたいことを、Canvaのカードに書き残しておきます。
これが、次回の会の最初のDialogue Time(今日までのふりかえり)でつかわれることになります。

⑦ちょっと深めのチェックアウト(10分)

チェックインしたら、ちゃんとチェックアウトもしないとね。

今日の学んだことについて、参加者全員が一人一人話していきます。

この時、みなさん、いつも笑顔になります。
「学んでよかったなぁ」「楽しかったなぁ」
そういったことがにじみ出ているんですね。

+放課後タイム アフタートーク

10時半には、定例会は終了し、話し足りない人が残って、いろんな話題であれやこれや、30分ほど話して帰ります。

この放課後タイムから、新しい企画が生まれたりもして、なかなか有意義な時間にもなっています。


というわけで、今日は、私が参加、運営、モデレートするゼミのお話を書きました。

興味のわいた、同業者の皆さん、ぜひ、下のリンクをのぞいてみてください。

また、毎月第2週の定例会は、体験会として、試してみたい、のぞき見してみたい方を受けてつけています。

まずは、このnoteのコメント欄にお寄せいただいても対応できますよ。



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