研修25日目|開花宣言
ハニーベリー☆ハスカップ農家で新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせている元教員のハタセンです。
最近は、農業研修のことが若干おおめですが、他にもマーケティングや農業経営、あなたに役立つ情報について、毎日1500〜2000文字で書いています。
好きなお風呂の温度は38度です。
いつもご愛読ありがとうございます。
桜が見頃の厚真町。
ここで、開花宣言を発表したいと思います。
ハニーベリー☆ハスカップの花がついに咲きました。
スイカズラ科スカイズラ属のハスカップは、2つの花で1つの実になるめずらしい植物です。
この2つの花が受粉し、落ちれば、1つのハスカップの実ができるのです。
新芽から一段目の花の位置にできる実は、とても甘くて美味しいのだそうです。
が、残念ながら、このタイミングで咲いてしまったら、おそらく実がつかないでしょう。
なぜなら、まだ気温が低く、受粉の助けをしてくれるハチさんが活動していないからです。
15度を超えるようになると、ハチが飛び始め、ハスカップの花から花へ、花粉を運んでくれるだそうです。
また、同じ種類のハスカップでは、受粉率は30%程度と低く、この段階では、まだ他の種類のハスカップが咲いておらず、このことからもやはりこの写真の花が実をつけることはないと思います。
今日の午後からは、研修先の農園で、防除の研修でした。
アブラムシを抑えるためのお薬を散布していきます。
静電ノズルというものを使い、霧状になったお薬に静電気を加えることで、葉や枝に吸い寄せられるようにくっつくという優れものです。
また、展着剤というものが混ざっていて、糊のような役目を果たし、葉や枝がはじくことなくくっついてくれるのです。
一見、新芽たちで樹がにぎわっているように見えるのですが、よく見ると、新芽が全く出ていない枝や、ひどいものは、樹全体が枯れてしまっているものもありました。
実は、去年、雨不足で日照りが続き、それによってダメージを受けた枝や樹が枯れてしまっているというのです。
特に山の斜面に植っている樹は、水はけが良い分、水不足にもおちいりやすく、樹の種類によっては翌年に大きな影響を与えることもあるのだそうです。
異常気象は、年々目立ってきています。
そのため、ダメージを受けやすい樹だけでも、水をやる必要もあるのかなぁと思いました。
事業継承予定の農園も明日明後日と防除作業があります。
今日学んだことを活かして、がんばってきます。
今日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また明日。
了
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