【KBR2022】移籍、大敗、歓喜、そして決勝戦〜その6〜

⑦決勝戦day2〜優勝は厳しいけれど…そうぞう2022最終章〜

なんとかトップでバトンはつないだが、オーラスの社雀会2着順アップは優勝に向けては致命傷だった。まだ可能性はあるが、この40ptは余りに大きい。トップをとれた嬉しさはあったのだが、オーラス1本場に何かできなかったかという思いが強かった。

2回戦はコロ選手。安定感のある麻雀で、最高位戦ルールで効率の良い2着が多いタイプの打ち手。今期は調子が上がらず逆連対も多くなってしまったが、勝負どころで価値ある連対が多い印象である。

優勝に向けては、もうトップラスが必要だ。厳しいが、やってもらうしかない!

東発は放銃でスタートするが、次局満貫ツモ、親番で12000をアガり大きく抜け出す。

社雀会むーさんの点棒も削れていたが、南2局に満貫をツモられ僅差の2着に浮上してきた。

そして南3局親番、加点したい親番で

リーチドラ1の先制リャンメンリーチを放つが、

友添道場海保さんのピンズが伸びる。

ド急所3pが入り、ペンカン3pのテンパイ。

そしてこの時、3分先の未来を見ている実況席の個室から解説の友添さんと優さんの絶叫が………!

え。え。え。

そうぞうメン、真っ青。リーチドラ1アガったぐらいであんな声上がらんやろし、これはメンチンに刺さったんじゃ…。

3分後、コロすけの身に何が……!真相はCMの後!

状態である。

海保さんはここで6p引き。形も良くなり打点もアップ。1pを切るとイーペーコー確定の2-5p、2pを切ると1-4-5p待ちの高目5pは一通が付く形だ。

海保さんの選択は1p切りの2-5pリーチ!!コロすけ、絶体絶命。

コロすけの寿命が縮みそうな6p。丸いのが見えた瞬間が怖すぎ。

しかし…4p!!1-4-5p待ちになっていれば倍満ツモだった。

実況席絶叫の真相は、この4p引きのアガリ逃しであった。対局後、実況席から出てきた友添さんが真っ先に海保さんの元に向かって行って海保さんが逃亡していた。笑

この局は無事に流局。しかし次局、社雀会むーさんのアガリで同点。迎えたオーラス、好配牌を活かし、

自力でアガり切ってのトップ!押し引き難しい親リー受けた直後のこの2sツモしびれたな〜。コロすけ選手KBR2022初トップである。ここに持ってこれるのが素晴らしい〜

社雀会との着順差は付けられなかったがやむなし。2連勝で、準優勝は十分に見えてきた。

2回戦終了時のスコア

3回戦はごっしー!社雀会とトップラスを決められれば、最終戦は優勝条件も残る形だ。

しかし。

普段おしとやかな(※諸説あります)我々そうぞうメンもなんやねんこのパッツモぉ!と叫びたくなる、社雀会のモンスター幸田さんの独壇場。レギュラーシーズンも幾度となく幸田さんにやられた。押しと引き、他家の速度感に対応してまっすぐ行くか柔らかく行くかの手の広げ方の判断等、本当に隙がない。

Mintiaおおさきさんも追いすがる展開で2人が50000点オーバー。ごっしーは20000点台と、ラス親があるものの着順上昇が難しい状態に。

残念ながら3着でのフィニッシュ。これは致し方ない。手の入り方にも差があった。

社雀会は大きなトップで優勝を決定的に。トップラスで14万点差が必要なのでこれは準優勝争いが焦点だ。3位Mintiaとは54.1pt差なので、2着順+14100点差、トップラスなら点数の条件無しでひっくり返る。

最終戦を託すのはやはりおっしーさんしかいないだろう。ここまでチームを引っ張ってきてくれた。しっかり最後の1戦を見届けたい。

その期待に応えていきなり社雀会本長さんから12000をアガる。

南場の親番でも12000を加点し、さらに。

このテンパイを取らずにペン7mを外すと、

天才である。
局流しだけを考えるとヤミテンもあるが、そうぞうメン一同の「もうリーチや!!」に応えてリーチだ。

そして高目パッツモである。4000-8000でおしおしタイム有終の美。この局は雀サクッTVのピックアップ動画にもなっている。

70000点オーバーのトップで締めくくり、準優勝を決めた。

おっしーさんはこのトップでMVP!

最終スコアはこうなった。健闘したが、社雀会は8戦全連対。越えなければいけない壁だ。レギュラーシーズンからずっと隙がなかった。

優勝はできなかったが満足感はあった。個人としても初めての配信でしっかり自分の麻雀を打てたこと、安房さんの実況、初日は友添さん・田嶋さん、そして2日目は優さんの解説がとても勉強になったこと。今までにない部分の成長を感じることができた。

そして何と言ってもこのチームで戦えたこと。なかなか満足のいく麻雀が打てず期待に応えられなかったがそれでも送り出してもらえたこと。レギュラーシーズンで地道にプラスを持って帰ってきてくれたおっしーさん、なみやん。そしてNEXT2は三月カントク、けいさん、コロすけ、みみさん、ごっしーも全員プラス!チームメイトには色々と助けられた。

そして自分も打ちたいだろうに采配に注力してくれたカントク!ありがとう!

2023年も、このチームで!

また1からのスタート。えいえいおー!

〜完〜


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