失った1年
久々にnote投稿するぜ、はっとです。
先日無事に修論を提出し、今は新生活の準備をしています。
大学院での生活が一区切りついたので、コロナ禍でのM2の生活を振り返りつつ少し愚痴っていきたいと思います。
前期(4月~9月)
2019年度学位記授与式・2020年度入学式中止がアナウンスされ、雲行きが怪しいなと感じていたところ4月初頭に報道で前期は全てオンラインでやると知る。何で学生への通知よりも先に報道で知るんだ、と思いましたが。
とりあえずオンラインなのね、と覚悟を決めた。幸いにも僕の研究はリモートで何とかなるようなテーマだったし、就活も他の人よりも早く終わっていたので、割と落ち着いてどっしりと構えることが出来た。
正直、前期は何やって過ごしたかあまり覚えてない。テキトーな時間に起きて、飽きるまで研究やって、友達と喋ることもなく健康維持のために散歩するだけの日々。何も変わり映えが無い。つまらなかったなぁ…
そして緊急事態宣言が解除されてもバイト先の営業再開の連絡が来なくて、もしかするともしかするなと思っていたらビンゴ。バイト先が潰れました。
結構、堪えたのが内田真礼さんの横アリ単独中止。
内田真礼さんはずっと「横アリ単独やりたい」と言っていて、代々木第一体育館、武道館、Zeppと来て遂に念願の横アリが決まったのに、すごく悲しかった。オンラインライブがあったけど、「ああ、コロナなければ今頃横アリだったんだ」と思うと涙が出てきたし、内田真礼さんが涙をこらえきれなかったときももらい泣きしてしまった。
友達と喋れない、遊べない。ライブも中止。それなのに学会の支部大会は「オンラインでやります!」との連絡。ホント許せんかった。「ツライことも楽しいことがあればそれを糧に何とか乗り越えられる」と思っているので楽しいことがなくなったのにツライことをやらないといけないのが本当に受け入れがたかった。でも修了の為にはやるしかないので耐えた。長男だから耐えられた。
支部大会は日本語で10分一方的に喋って3分の質疑応答を乗り越えればもう終わりなのでまだいい。M2中間発表、お前だけはダメだ。英語のポスター発表。許せん。持ち時間が1時間だったからまだマシだった。
流石にリフレッシュしないと身が持たないと思ったので、GoToトラベルを使って一人下呂温泉へ。温泉最高だ。また行きたいな、下呂温泉。
後期(10月~3月)
後期もオンラインでやります、との通知。まあそうなるな。
ところで、前期の成績発表はオンラインだった。うちの大学では成績発表は頑なにオフライン(紙の成績表を手渡し、担任との面談有り)だったが、やれば出来るじゃん、となった。
さあ、ヤバいぞ。夏休み中の支部大会向けにやってた実験がどうも上手くいかなくて別の方法を考えないといけないのに、全然思いつかぬ。進捗が出ないまま、例の如く何の変わり映えのない日々が無常にも過ぎていく。
友達と喋ったりして愚痴ることで割とストレス発散になっていたんだな、と感じたのは多分この時期。Discordとかでもおしゃべりはしていたが、対面で喋るに越したことはないな、とも思った。
研究も上手くいくか分からなくて不安、その不安の捌け口もない。
ストレスばかりが溜まった。
年末年始は帰省した。田舎→田舎の移動だし、今まで自粛・我慢してきたんだから許してくれ、と言わんばかりに。実家に帰ってもほとんど引き籠っていたし、親戚の集まりもなかったのでまあええやろ。
年が明けて1月になっていよいよ修論を書き始めた。
TeXで執筆するため、研究室のパソコンに接続してリモートで書いていたのだがリモートの調子が悪くて、結局この時期だけは研究室に行った。そして研究室のB4と初めて会った。B4は陽の者だった。陽の者って結構いいやつが多い印象で、後輩も例に違わずいいやつだった。
2月中旬に修論発表会があり、乗り越えた。
そして飲みに行った。もちろん、大人数で行くのはハイリスク過ぎるので、サシ飲みである。1次会で切り上げたし。まあ僕は友達と別れた後1人カラオケに行きましたが。夜の1人カラオケクッソ高かった……
そして愚痴
まあ、一年間何もおもんなかったな。
そんな感想しか出てきませんわ。
結局この一年何をやっただろうか。空虚でした。
僕なんかはまだマシかもしれない。この春から社会人で「勉強も遊びも!」という感じではなくなるし。まあ頑張って働きますか、となるだけ。
その点、2020年新入生はサークル入れない、入れたとしてもまともに活動出来ない、そもそも同期の顔を画面越しでしか見たことが無い、など不安しかなかったんじゃないかと思う。
卒業旅行も行こうと思っていたけど、感染が落ち着く気配はなく緊急事態宣言も出る始末で延期することにした。延期したところで行けるかも分からないのにね。
Twitterで「21卒の人に1週間くらい一斉に休める日を作ってほしい」みたいなインタビューの画像(多分ニュース番組のスクショ)が以前流れてきて、それに対して「休みくらい取れよ」とコメントしてる人がいたけど、そうじゃないんだよと伝えたい。休みくらい取れるだろうけど、一緒に行こうとしてた複数人の友達で日程を合わせてまとめて休みを取る、というのは結構難しいんじゃないかと思う。学生の春休みってほぼ確実に皆暇してて日程を合わせて、というのが出来ますからね。あと学割という特権もあって安く旅行も出来る。何より思い出としての価値が高い。友達と旅行くらい何回でも行けるけど「卒業旅行」という名前が付いた旅行に行けるのはホントその時だけなんですよね。そこを分かってもらいたい。
自分では結構我慢した方だとは思う。友達との飲み会も数えるほどしかしてないし、基本サシ。
自分以上に我慢してる人もいるんだろうな、とは思う。それなのに、「若者がーーー」って風潮があるのが個人的には疑問。20~30代の若い人が残業して、意味があるのか分からないような飲食店の時短営業でコンビニ弁当とかしか食べられてない、みたいな話聞くと頭痛くなっちゃいますね。
今年は少しでもコロナのことを気にせずに過ごせるようになるといいな…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?