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記憶に残る営業マン

先日、自家用車で国道を走行中、自動車ディーラーの営業マンが深々とお辞儀してる光景を見かけた。

その自動車ディーラーは国道に面してる。

田舎といえど、国道なので少なからず車の往来があり、ましてその日は土曜日で天気もいい、普段よりもはるかに交通量は多かった。

営業マンがお辞儀してる相手はお客さん、一見さんなのか常連さんなのか分かんないけど、お店から出ていく車を見送り、見えなくなるまでずっと頭下げてた。

多分、その光景を見てたのは僕だけじゃなかったはず、その店の前を通過するドライバーは目についてたと思う。

どのメーカーの自動車ディーラーでも、営業マンは深々とお辞儀し続けるの見かけますよね。僕自身も何度かお見送りされた経験あるし。

このお辞儀に関しては賛否あるようで、見送られる立場からすると、なんとなく恥ずかしいとか、そこまでしなくってもとか、逆に親切心を凄く感じるという人もいるみたいやし。

個人的には、親身に対応してくれる営業マン好きです。

以前に新車を購入した時も、家を購入した時もそう、当時担当してくれた営業マンの方は、ホントに何から何まで手を尽くしてくれて、気持ちのいい買い物ができたと思いました。

彼らにとっては仕事の一環という部分はあると思います、ただ、ちょっとしたこと、世間話や、家族のこと、何気ない会話の中で、笑顔で聞いてくれるる、そんなことがこの人に任せても良いんだという安心感が湧いてきます。

少し話は変わりますが、今回の自動車ディーラーの営業マンに限らず、接客業って難しいですよね。

サービスを提供する側にとってみれば、商品を一つでも多く売りたい、気分が優れなくたって笑顔で接客しなければならないし、良心的なお客さんばかりじゃない、高圧的な物言いをする人もいるわけで。

たまに見かける、売り手も買い手も無愛想な人。

笑顔もなく、感謝する、あるいはされるわけでもなく、そんな買い物楽しいんかな?

やっぱり、金額の大小に関わらず、接客した時、された時は「ありがとう」って心から思えるようでありたい。

相手が見えなくなるまで、深々とお辞儀をしていたあの営業マンの光景が、やけに記憶に残ってる。



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