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蓮屋・構築済《万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form》

《万物の姿、オルヴァール》は自分が自分の他のパーマネントを対象とするインスタントやソーサリーを唱えると、その対象のうち一つのコピーであるトークンを生成する珍しい能力をもつ青単色の多相の統率者です。

この能力を活かして「パーマネントの色や基本地形に関わる文章を書き替える」などあまり意味のない能力を持つがパーマネントをなんでも対象に取れる呪文を使う事で、土地やマナファクト、クリーチャーのコピーを次々と展開する事ができ、青単では考えられないほどのマナ加速やコンボを可能にします。

除去されづらい《島》を増やしてマナ加速したり、《大魔導師の名誉教授》を増やして大量ドローするなど、他のデッキには到底出来ない動きをする所も《万物の姿、オルヴァール》の魅力です。

万物の姿、オルヴァール

《万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form》

伝説のクリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
多相
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、それがあなたがコントロールしている、他のパーマネント1つ以上を対象としている場合、それらのパーマネントのうち1つのコピーであるトークン1つを生成する。
対戦相手がコントロールしている呪文や能力によってあなたがこのカードを捨てたとき、パーマネント1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。

デッキリスト

統率者(1)
《万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form》

クリーチャー(14)
《研究室の偏執狂/Laboratory Maniac》
《宝物の魔道士/Treasure Mage》
《粗石の魔道士/Trinket Mage》
《波破りの海馬/Wavebreak Hippocamp》
《古術師/Archaeomancer》
《大魔導師の名誉教授/Archmage Emeritus》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《流浪のドレイク/Peregrine Drake》
《完成態の講師/Docent of Perfection》
《先駆のゴーレム/Precursor Golem》
《熟考漂い/Mulldrifter》
《渦巻く空、開璃/Kairi, the Swirling Sky》
《星霜の学者/Scholar of the Ages》
《失われた宝物庫の学者/Scholar of the Lost Trove》

インスタント(31)
《ヴォルラスの気まぐれ/Whim of Volrath》
《熱風の変転/Thermal Flux》
《夢の掌握/Dream's Grip》
《時計回し/Clockspinning》
《理性のゲーム/Mind Games》
《目くらましの呪文/Dizzy Spell》
《魔法改竄/Magical Hack》
《ぐるぐる/Twiddle》
《猿術/Pongify》
《払拭/Dispel》
《High Tide》
《錬金術師の挽回/Alchemist's Retrieval》
《反重力/Defy Gravity》
《臨機応変/Sleight of Mind》
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
《幻色染め/Glamerdye》
《ゆらめく蜃気楼/Shimmering Mirage》
《現実変容/Reality Shift》
《否認/Negate》
《非実体化/Unsubstantiate》
《再造形/Resculpt》
《現実の修正/Alter Reality》
《対抗呪文/Counterspell》
《断絶/Snap》
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker》
《転覆/Capsize》
《ゼロ除算/Divide by Zero》
《発見への渇望/Thirst for Discovery》
《青の太陽の頂点/Blue Sun's Zenith》
《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》
《薬術師の眼識/Chemister's Insight》

ソーサリー(8)
《魔力のタップ/Energy Tap》
《特質改竄/Trait Doctoring》
《見えざる糸/Hidden Strings》
《方程式の求解/Solve the Equation》
《加工/Fabricate》
《圧倒的な波/Whelming Wave》
《通り抜け/Step Through》
《カーンの経時隔離/Karn's Temporal Sundering》

エンチャント(1)
《不実/Treachery》

アーティファクト(15)
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《月銀の鍵/Moonsilver Key》
《星のコンパス/Star Compass》
《空色のダイアモンド/Sky Diamond》
《虹色のレンズ/Prismatic Lens》
《液鋼の首飾り/Liquimetal Torque》
《精神石/Mind Stone》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《記憶の水晶/Memory Crystal》
《統率者の宝球/Commander's Sphere》
《面晶体の記録庫/Hedron Archive》
《金粉の水蓮/Gilded Lotus》
《切望の宝石/Coveted Jewel》

土地(30)
《群がりの庭/Swarmyard》
《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
《無限地帯/Myriad Landscape》
《作戦室/War Room》
《島/Island》×26

コンボルート

《万物の姿、オルヴァール》+《切望の宝石》+《ヴォルラスの気まぐれ》

《万物の姿、オルヴァール》の誘発で《切望の宝石》をコピーを生成し続けて無限ドロー

1:《万物の姿、オルヴァール》が戦場にいる状態で《切望の宝石》戦場に出し3枚ドロー
2:《切望の宝石》から青3マナ出し《切望の宝石》を対象として《ヴォルラスの気まぐれ》をバイバックで唱える
3:《万物の姿、オルヴァール》が誘発し《切望の宝石》のコピーを生成し、3枚ドロー
4:2-3の手順を繰り返して無限ドロー。1マナや2マナで《切望の宝石》を対象に取れる呪文を唱えてコピーを生成し、マナを浮かせてから《研究室の偏執狂》を戦場に出し、ドローを誘発させて勝利

《ヴォルラスの気まぐれ》は《記憶の水晶》+《理性のゲーム》or《時計回し》で代用可能です。

《古術師》+《切望の宝石》+《幽霊のゆらめき》

古術師で幽霊のゆらめきを回収しつつ、古術師自身と切望の宝石を無限にブリンクして無限ドロー

1:《古術師》が戦場にいる状態で《切望の宝石》を戦場に出し3枚ドロー
2:《幽霊のゆらめき》で《古術師》と《切望の宝石》をブリンク
3:《古術師》の誘発で《幽霊のゆらめき》を回収。《切望の宝石》で3枚ドロー
4:2-3の手順を繰り返して無限ドロー。《ぐるぐる》《見えざる糸》《夢の掌握》などで《切望の宝石》をアンタップしマナを浮かせてから《研究室の偏執狂》を戦場に出し、ドローを誘発させて勝利

《古術師》は《星霜の学者》で代用可能です。
《切望の宝石》が《流浪のドレイク》の場合無限マナ。《万物の姿、オルヴァール》をキャストし《幽霊のゆらめき》で《古術師》のコピーを出す事で、墓地のインスタントソーサリー無限回収出来ます。1ドロー以上できるスペルがあれば無限ドローから《研究室の偏執狂》で勝利や、《転覆》があればバイバックで無限キャストし、無限パーマネントバウンスが可能です。

《万物の姿、オルヴァール》+《失われた宝物庫の学者》+クリーチャーを対象に取れる呪文が墓地にあること

万物の姿、オルヴァール+失われた宝物庫の学者で墓地のカードを使い回して盤面を展開

1:《万物の姿、オルヴァール》が戦場にいる状態で《失われた宝物庫の学者》を戦場に出す
2:《失われた宝物庫の学者》の誘発で墓地の《魔法改竄》などを《失われた宝物庫の学者》を対象としてキャスト
3:《万物の姿、オルヴァール》が誘発し《失われた宝物庫の学者》のコピー生成
4:2-3の手順を繰り返して、墓地のクリーチャーを対象に取れる呪文の数だけこの手順を繰り返す

デッキの構造上、墓地にパーマネントを対象に取れる呪文が貯まり易いため《失われた宝物庫の学者》のコピーを多く生成する事が出来ます。
5/5飛行のクリーチャーとして場に残るため、そのまま勝ち切れない場合でも十分な打点を盤面に確保出来ます。

《万物の姿、オルヴァール》+《渦巻く空、開璃》+《ぐるぐる》+《魔法改竄》

《渦巻く空、開璃》を使った新ルート

《万物の姿、オルヴァール》+《渦巻く空、開璃》+《ぐるぐる》+《魔法改竄》+青1マナ必要

1:《島》を対象に《ぐるぐる》を唱えてアンタップし、《島》のコピーを生成
2:《渦巻く空、開璃》に《魔法改竄》を唱えてコピーを生成し、レジェンドルールで死亡誘発。6枚切削+《ぐるぐる》&《魔法改竄》を回収
3:1-2の手順を繰り返し無限切削。デッキが全て墓地に落ちた後、回収を《ぐるぐる》と《High Tide》に切り替える
4:《島》を対象に《ぐるぐる》を唱えてアンタップし、《島》のコピーを生成
5:《High Tide》を唱えて、《島》から青2マナ生成
6:墓地から《反重力》をフラッシュバックし、《渦巻く空、開璃》をコピー。《ぐるぐる》&《魔法改竄》を回収
7:1-2の手順を繰り返して無限マナ。無限マナ後は回収の際に《ぐるぐる》が不要になるため、無限インスタント&ソーサリー回収
8:《青の太陽の頂点》を回収し、X=100以上を対戦相手対象に唱える。《青の太陽の頂点》はデッキへ戻る
9:《渦巻く空、開璃》に《魔法改竄》を唱えて、《青の太陽の頂点》
が切削で墓地に落ち《青の太陽の頂点》と《魔法改竄》を回収
10:8-9の手順を繰り返し勝利

《魔法改竄》は1マナの対象に取れる呪文で代用可能です。

ポイント

《万物の姿、オルヴァール》は多相であるため《群がりの庭》で再生や、《水大工の意思》で1ドロー、《圧倒的な波》でバウンスされず、《完成態の講師》の裏面のロード能力を受けられるなど様々なメリットがあります。他にも種族シナジーを活かせるカードを採用するのも面白いでしょう。

また、最後のコンボでも紹介した《失われた宝物庫の学者》ですが、墓地のアーティファクトを戦場に戻す事が出来るので、コンボの要である《切望の宝石》を墓地から回収出来る点は覚えておくと良いでしょう。

注意点としては、《万物の姿、オルヴァール》+《切望の宝石》コンボは《ヴォルラスの気まぐれ》がなくてもパーマネント対象呪文を《切望の宝石》を対象に唱え3枚ドローを連鎖させることで《ヴォルラスの気まぐれ》に辿り着かせることも可能ですが、連鎖が止まると、相手の攻撃で《切望の宝石》をコピー共々を奪われ大量のドローと大量のマナを渡すことになり確実に負けます。見切り発車は最終手段にしましょう。

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【日本語版:構築済】《万物の姿、オルヴァール/Orvar, the All-Form》
最終更新:2022/11/24



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