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蓮屋・構築済《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》

《地下牢の管理人、グレンゾ》は、2マナを支払うことにより、ライブラリーの1番下のカードを1枚墓地に送り、それが《地下牢の管理人、グレンゾ》のパワー以下のパワーを持つクリーチャーカードであった場合、それを戦場に戻す、という一風変わった能力を持つ統率者です。

このデッキでは《最後の審判》ルートをはじめとした複数のコンボを採用しています。手札や場、または墓地の状況などに合わせて最適なコンボを選択し、ゲームを有利に進めていきましょう。

また、細かいシナジーが多いため、全てのコンボを覚えるのは大変ではありますが、カードの能力とデッキへの理解度を深めていくことで強さを発揮していくのも魅力です。

地下牢の管理人、グレンゾ

《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》

伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) ならず者(Rogue)
地下牢の管理人、グレンゾは、+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
(2):あなたのライブラリーの一番下のカードをあなたの墓地に置く。それが地下牢の管理人、グレンゾのパワー以下のパワーを持つクリーチャー・カードであった場合、それを戦場に出す。
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デッキリスト

統率者(1)
《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》

クリーチャー(37)
《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》
《臓物の予見者/Viscera Seer》
《Soldevi Adnate》
《ゴブリンの技師/Goblin Engineer》
《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat》
《モグの戦争司令官/Mogg War Marshal》
《鉛のマイア/Leaden Myr》
《極楽の羽ばたき飛行機械/Ornithopter of Paradise》
《金属ミミック/Metallic Mimic》 
《鉄のマイア/Iron Myr》
《冥界の裏切り者/Nether Traitor》
《朽ちゆくゴブリン/Putrid Goblin》
《ファイレクシアの生体解剖者/Phyrexian Vivisector》
《ウラブラスクの僧侶/Priest of Urabrask》
《ウラモグの手先/Pawn of Ulamog》
《ギックスの僧侶/Priest of Gix》
《ゴブリンの女看守/Goblin Matron》
《パシャリク・モンス/Pashalik Mons》
《災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva》
《残忍な騎士/Murderous Rider》
《帝国の徴募兵/Imperial Recruiter》
《極悪なインプ/Nefarious Imp》
《青銅のセイウチ/Bronze Walrus》
《血生臭いスパイ/Sanguine Spy》
《献身的な精霊術士/Ardent Elementalist》
《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》
《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
《投石攻撃の副官/Sling-Gang Lieutenant》
《不快な納墓役/Vile Entomber》
《無慈悲な略奪者/Pitiless Plunderer》
《汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiled》
《貪欲なチュパカブラ/Ravenous Chupacabra》
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》
《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
《若き屍術士/Young Necromancer》
《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》
《世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon》

インスタント(7)
《暗黒の儀式/Dark Ritual》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《火の予言/Fire Prophecy》
《削剥/Abrade》
《霊廟の秘密/Mausoleum Secrets》
《ヴァラクートの覚醒/Valakut Awakening》
《混沌のねじれ/Chaos Warp》

ソーサリー(10)
《信仰無き物あさり/Faithless Looting》
《血の署名/Sign in Blood》
《悪魔の意図/Diabolic Intent》
《ディミーアの策謀/Dimir Machinations》
《犠牲/Victimize》
《骨読み/Read the Bones》
《最後の審判/Doomsday》
《生き埋め/Buried Alive》
《戦慄の復活/Dread Return》
《最後の別れ/Final Parting》

エンチャント(2)
《動く死体/Animate Dead》
《ネクロマンシー/Necromancy》

アーティファクト(13)
《永遠溢れの杯/Everflowing Chalice》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《防御の光網/Defense Grid》
《ラクドスの印鑑/Rakdos Signet》
《液鋼の首飾り/Liquimetal Torque》
《願い爪のタリスマン/Wishclaw Talisman》
《月銀の鍵/Moonsilver Key》
《精神石/Mind Stone》
《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
《秘儀の印鑑/Arcane Signet》
《ハートストーン/Heartstone》
《アシュノッドの供犠台/Ashnod's Altar》
《永遠の大釜/The Cauldron of Eternity》

土地(30)
《硫黄泉/Sulfurous Springs》
《シャドーブラッドの尾根/Shadowblood Ridge》
《偶像の石塚/Graven Cairns》
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》
《燻る湿地/Smoldering Marsh》
《汚れた峰/Tainted Peak》
《悪意の神殿/Temple of Malice》
《統率の塔/Command Tower》
《風変わりな果樹園/Exotic Orchard》
《水晶の岩屋/Crystal Grotto》
《沼/Swamp》×11
《山/Mountain》×9

コンボルート

《地下牢の管理人、グレンゾ》+《残忍な騎士》+《アシュノッドの供犠台》+《ズーラポートの殺し屋》

残忍な騎士をループさせて無限ドレイン

1:《残忍な騎士》を《アシュノッドの供犠台》で生贄に捧げ、無色2マナ生成。《残忍な騎士》が死亡誘発でデッキの1番下へ送る
2:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《残忍な騎士》を戦場に出す
3:1-2の手順を繰り返して《ズーラポートの殺し屋》で無限ドレイン

《ズーラポートの殺し屋》は《災いの歌姫、ジュディス》で代用可能です。

《地下牢の管理人、グレンゾ》+《永遠の大釜》+《アシュノッドの供犠台》+《ズーラポートの殺し屋》

クリーチャーをループさせて無限ドレイン

1 任意のクリーチャーを《アシュノッドの供犠台》で生贄に捧げ、無色2マナ生成。《永遠の大釜》の誘発能力で、生贄に捧げたクリーチャーがデッキの1番下へ送る
2 《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し、デッキの一番下に送ったクリーチャーを戦場に出す
3 1-2の手順を繰り返して《ズーラポートの殺し屋》で無限ドレイン

《ズーラポートの殺し屋》は《災いの歌姫、ジュディス》で代用可能です。

応用として、戦場に出た際にクリーチャートークンを生成する《モグの戦争司令官》等をループに組み込めた場合、無限トークン+無色無限マナとなります。無限マナを達成することで《地下牢の管理人、グレンゾ》の能力を無限に起動し《ズーラポートの殺し屋》までアクセス可能です。(無限に起動していく過程でズーラポートの殺し屋が捲れて戦場に出る)

また《モグの戦争司令官》の場合は《アシュノッドの供犠台》の代わりに《スカークの探鉱者》でもコンボ成立します。(本体+トークンを生贄に捧げて赤2マナ生成)

《世界喰らいのドラゴン》+《動く死体》

追放をループさせて無限マナ

1:《動く死体》で墓地の《世界喰らいのドラゴン》を戦場に戻す
2:《世界喰らいのドラゴン》の誘発型能力で《動く死体》を含めた、《世界喰らいのドラゴン》以外の自分のコントロールしているパーマネントを追放する
3:《動く死体》が戦場を離れたことにより、《世界喰らいのドラゴン》が生け贄に捧げられ墓地に落ちる
4:《世界喰らいのドラゴン》が戦場を離れたときの誘発型能力によって、《動く死体》が戦場に戻る。《動く死体》で墓地の《世界喰らいのドラゴン》を戦場に戻し、以下ループ。ループ中に土地からマナを出して無限マナ
5:《地下牢の管理人、グレンゾ》をX=4以上でキャストし、起動能力を無限に起動。デッキ内の全てのクリーチャーを戦場に出し《パシャリク・モンス》の能力を無限に起動して勝利

④の手順の最後で《動く死体》を《世界喰らいのドラゴン》以外のクリーチャー対象にして終了させられないと無限ループが止まらず引き分けになってしまう点に注意です。通ってしまえば、デッキ内のクリーチャーを全て戦場に出せるため勝ち手段は複数選択可能です。

《鏡割りのキキジキ》+《士気溢れる徴集兵》

1:《鏡割りのキキジキ》能力起動で《士気溢れる徴集兵》をコピー
2:《士気溢れる徴集兵》コピーの誘発で《鏡割りのキキジキ》をアンタップ
3:1-2の手順を繰り返し、速攻を持った《士気溢れる徴集兵》コピーを無限に生成

無限コピーの後はそのまま攻撃してもいいですし、前述のコンボの様に《ズーラポートの殺し屋》が戦場に出ている状態であれば無限ドレインも出来ます。

《残忍なレッドキャップ》+《金属ミミック》+《臓物の予見者》

1:《金属ミミック》をゴブリンを選択して戦場に出す
2:《残忍なレッドキャップ》を《臓物の予見者》で生贄に捧げ《残忍なレッドキャップ》が頑強による-1/-1カウンターと《金属ミミック》による+1/+1カウンターが乗って戦場に戻るため、状況起因処理でカウンターが取り除かれる(無限頑強)
3:2の手順を繰り返して無限ダメージ

《地下牢の管理人、グレンゾ》+《最後の審判》+2マナ

《地下牢の管理人、グレンゾ》が戦場にいる状態で《最後の審判》をキャストし、以下の2通りで山札を積み込む

1.キキジキ無限ルート
デッキの上から順に
任意のカード(コンボで使用しないため自由枠です)
《士気溢れる徴集兵》
《災いの歌姫、ジュディス》
《鏡割りのキキジキ》
《ギックスの僧侶》or《ウラブラスクの僧侶》

1:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《ギックスの僧侶》を戦場に出す(3マナ)
2:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《鏡割りのキキジキ》を戦場に出し、起動能力で《ギックスの僧侶》をコピー(4マナ)
3:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《災いの歌姫、ジュディス》を戦場に出す。以後《災いの歌姫、ジュディス》の常在型能力で《地下牢の管理人、グレンゾ》のパワーが+1される(2マナ)
4:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《士気溢れる徴集兵》を戦場に出す。誘発で《鏡割りのキキジキ》をアンタップし、前述の《鏡割りのキキジキ》+《士気溢れる徴集兵》コンボに派生。《鏡割りのキキジキ》で《士気溢れる徴集兵》のコピーを繰り返し無限速攻トークン

また《地下牢の管理人、グレンゾ》をX=1でキャストから始められる場合は、+1/+1カウンターが乗っているため《災いの歌姫、ジュディス》の枠は不要です。

2.無限頑強ルート
デッキの上から順に
《金属ミミック》
《残忍なレッドキャップ》
《スカークの探鉱者》
《ウラブラスクの僧侶》or《鏡割りのキキジキ》
《ギックスの僧侶》

1:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《ギックスの僧侶》を戦場に出す(3マナ)
2:《地下牢の管理人、グレンゾ》を起動し《ウラブラスクの僧侶》を戦場に出す(4マナ)
3:《地下牢の管理人、グレンゾ》を2回起動し《スカークの探鉱者》《残忍なレッドキャップ》(0マナ)
4:《スカークの探鉱者》で《残忍なレッドキャップ》を生贄に赤1マナ生成し《残忍なレッドキャップ》の頑強誘発にスタックして《地下牢の管理人、グレンゾ》の能力を起動。マナコストとして、浮いている赤1マナと《スカークの探鉱者》のマナ能力で《地下牢の管理人、グレンゾ》を生贄に赤1マナを支払う。《地下牢の管理人、グレンゾ》の起動能力を解決し《金属ミミック》が戦場に出るので「ゴブリン」を選択
5:4の《残忍なレッドキャップ》の頑強を解決し《残忍なレッドキャップ》が頑強による-1/-1カウンターと《金属ミミック》による+1/+1カウンターがのって戦場に戻るため、状況起因処理でカウンターが取り除かれる。(無限頑強)
6:《残忍なレッドキャップ》を生贄に《スカークの探鉱者》を起動し続け《残忍なレッドキャップ》の能力が無限に誘発し無限ダメージ

4については複雑ですがルール上可能です。簡単にまとめると呪文や能力の起動を宣言し、その途中でマナコストの支払いのためにマナ能力を使用できるタイミングがあります。また頑強誘発よりも先に赤マナが発生するのは、マナ能力はスタックに乗らないためです。

番外ルート
《最後の審判》にスタックして《地下牢の管理人、グレンゾ》が除去された場合のリカバリールートです。1ターンパスしてしまいますが《世界喰らいのドラゴン》で勝ちに繋げることができるので覚えておきましょう。

手札が他に1枚必要です。相手の墓地にクリーチャーが無い場合は《世界喰らいのドラゴン》のループを止めるためのクリーチャーが必要になります。

デッキの上から順に
《信仰無き物あさり》
《世界喰らいのドラゴン》
《動く死体》
任意のカード(コンボで使用しないため自由枠です)
《パシャリク・モンス》

1:《信仰無き物あさり》をキャストし《世界喰らいのドラゴン》+《動く死体》をドローした後、《世界喰らいのドラゴン》+手札のカードをディスカードして墓地に送る
2:《動く死体》で墓地の《世界喰らいのドラゴン》を戦場に戻す
3:《世界喰らいのドラゴン》の誘発型能力で《動く死体》を含めた、《世界喰らいのドラゴン》以外の自分のコントロールしているパーマネントを追放する
4:《動く死体》が戦場を離れたことにより、《世界喰らいのドラゴン》が生け贄に捧げられ墓地に落ちる
5:《世界喰らいのドラゴン》が戦場を離れたときの誘発型能力によって、《動く死体》が戦場に戻る。《動く死体》で墓地の《世界喰らいのドラゴン》を戦場に戻し、以下ループ。ループ中に土地からマナを出して無限マナ
6:《地下牢の管理人、グレンゾ》を戦場に出し、起動能力を起動。デッキの一番下に積み込んだ《パシャリク・モンス》を戦場に出し《パシャリク・モンス》の能力を無限に起動して勝利

ポイント

どのようなデッキにも言えることではありますが、今自分の盤面では何が起きているのか、また、何をどうしたら自分の勝ちに繋がるのか、この2点は常に意識しながらプレイしましょう。

また、《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》は、コンボルートが豊富であるという特徴を持つデッキですので、とにかく自分のコンボルートを頭に叩き込んでおくことも重要となります。

コンボルートが多岐である分、習得にもそれなりの時間はかかりますが、その分やり込み甲斐のあるデッキですので、1つのデッキを長く愛用したいという方にはとてもオススメです!

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【日本語版:構築済】《地下牢の管理人、グレンゾ/Grenzo, Dungeon Warden》
最終更新:2022/11/24



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