”うまみ”を感じる「藻塩対応」を受けました。
日常で「塩対応」を受けた経験、ありますか?
私は、あります。
買い物や外食の際、店員さんにあまりにも冷たい対応を受けると、結構傷つきます。「来店してすみません」という気持ちに。
しかし時には、相手への気遣いや愛を感じる塩対応にも遭遇するのです。
・・・
先日、あることがきっかけで、私はこんな言葉を作りました。
「藻塩対応」
それは、先日マクドナルドのドライブスルーで起こったこと。
朝早くお出かけした我が家。朝ごはんは朝マックにしよう!ということでマクドナルドのドライブスルーで注文したのです。
電話口に出たのは若い女性。
彼女の声は淡々と、事務的。不愛想で怖いな、と感じました。
こんな朝早くに、しかも日曜日に、面倒くさいよね。ごめんね。たくさん注文しちゃって、ホントすいません!私はそんな気持ちでやりとりを聞いていました。
そして、あっという間に商品受取口まで車を動かすようにとの案内が。
家族4人分の朝マック、3分と経たずに出来上がりました。
「店員さん、どんな人なんだろう。怒ってるかな?」
好奇心もあって、受取口の方をのぞいてみました。
なんと、塩対応だった店員さんが、後部座席の娘たちに手を振って笑顔で見送ってくれたんです。
私はてっきり、この若いお嬢さんはダルそうに仕事をしていて、朝マック4人分の注文をした我々にイラッとしている、面倒くさいと思ってるんだとばかり思っていました。
そんなことはありませんでした。
電話口の塩対応は、テキパキと注文を的確に把握するため。必要な「しょっぱさ」だったのですね。
笑顔で手を振ってくれた店員さん、決して愛想笑いではありませんでした。
なぜなら、私の心がとってもあたたかくなったから。
「塩対応」だと感じたことが、恥ずかしくなってしまいました。
・・・
美味しい塩って、「うまみ」を感じますよね。
最近「海人の藻塩」を友人からいただき、大変気に入っているのですが、この藻塩、しょっぱいのはもちろんですが、甘みもあるんです。強いしょっぱさを感じたあと、甘くて、まろやかなうまみが口の中に広がります。
マクドナルドの店員さんの接客は、塩対応ではなく「藻塩対応」でしたね。
朝マック、おいしくいただきました。
お姉さんのおかげで、楽しいお出かけになりました。
気持ちのいい接客をしていただき、ありがとうございます。
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