質問箱(peing)からマシュマロに移行した理由

かつて僕は「質問箱」というサービスを利用していた。匿名で送られてくる質問に対してツイート形式で回答できるサービスだ。

しかし今は「マシュマロ」に移行している。こちらも匿名で送られてくる質問にツイート形式で回答できるサービス。そう。質問箱と同じである。

なぜわざわざ移行したのか。理由は2つある。

1、悪質なメッセージが届かない

質問箱を利用していた頃、2日に1件は悪質なメッセージが届けられた。侮辱、暴言、野次、なんでもアリだった。
1度ブロックすれば同一人物からのメッセージが届かなくなる機能はあったし、ツイッターでバズるたびにクソリプを受けてきた僕のことだ。悪質なメッセージは、さほど怖いものではなかった。

とはいえ、ウンザリはしていた。匿名中の匿名のサービスを使い他人に悪口雑言を送りつける、そんな卑劣で情けない人間から送られてきたメッセージが、毎日のように・否応なしに・視界に飛び込んでくる。これが不快でないはずがなかろう。質問が3日連続で途切れたのを一つの区切りとして、質問箱を退会した。

先週、時間と気力が生まれた僕は質問箱を再開しようと考えた。だが、悪質なメッセージにウンザリする日々を思い出し、他に良いサービスを探すことに。そうしてマシュマロを見つけた。

マシュマロにはAIが悪質なメッセージを削除する機能が装備されている。悪質なメッセージと認定されれば、質問者は送ったつもりになっていても回答者には届かない。また、悪質なメッセージをしつこく送る人間は運営側もチェックしていて、それ相応の対応をするとか。
サービス名に「マシュマロ(のように柔らかい言葉)を投げ合う」との意味が込められているだけあって、そこは徹底されている。
※詳しいことは公式サイトを参照のこと。

質問箱の弱点である「悪口雑言を目にしなければならない」点を、マシュマロはクリアしている。だから質問箱を再開するのではなく、マシュマロに移行した。これが1つ目の理由だ。

2、チョコ入りマシュマロの存在

チョコ入りマシュマロとは、いわば投げ銭(課金)のことである。質問者が質問をする際、額を指定してお金を送ることができる。回答者がそれに回答した段階で、質問者のお金が回答者に渡るという仕組みだ。この場合、質問と回答は非公開で行うことができる。
「有料質問」と言い換えるとわかりやすいか。

ここまで読むと「貪欲だなあ」「みっともないなあ」と思われるかもしれない。しかし、この仕組みで僕が得られる金銭など多くて月に300円程度だろう。魅力を感じたのには他の理由がある。

僕はしばしば、質問箱やツイッターのDMで「このツイートにはお金を払う価値があると思う」「投げ銭をしたい」とのありがたいメッセージを様々な方から受け取ってきた。自分のツイートに果たしてどの程度の価値があるのかはわからないが、率先して「お金を払いたい」と申し出てくれる人を「いらないです」と突き返すのも気が引けた。
そんなわけで、そのような方々が僕に対して投げ銭をできる場があったらいいな〜と思うに至り、ツイッターと連携できるマシュマロがちょうど良いプラットフォームだったわけだ。


以上が、質問箱からマシュマロに移行した理由である。匿名の質問にツイートで回答するという基本的な部分は全く同じなので、送りたいメッセージがあれば躊躇せず送ってほしい。「〜ですね」などの"質問ではないメッセージ"であっても、同意や感謝の言葉をツイートで返すつもりだ。
もっとも、今の僕は体調に波があり、DMすらあまり返せない状態。どの程度対応できるかはわからないが… (当然ながら、課金されたチョコ入りマシュマロには優先的に回答させていただく)



お金に余裕のある方はもし良かったら。本の購入に充てます。