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2020年7月の記事一覧

貧乳の倉科カナ (副題:発想や感情を頭の中に留めることの重要性について)

大学のゼミの先輩に、倉科カナによく似た女性がいた。(ここでは「R先輩」としておく) 倉科カナは抜群のプロポーションの持ち主である。 対して、タイトルにもある通り、R先輩は貧乳だった。ルックスが酷似している分、胸の大きさの差が一層際立っていた。 「貧乳の倉科カナだ…」みっともない告白になるが、僕は内心でそう思っていた。 ところで、僕とゼミの同期たちは、定期的に何度か飲み会を開いた。 そこでは当然先輩の話もしたし、R先輩についても言及した。 そこで出てきたコメントは 「R

好きなものを人に「推す」とき、本質から外れたポイントをアピールした方が良いこともある

中学生の夏。 僕は、部活の合宿で長野県に来ていた。合宿と言ってもキツいものではなく、毎朝の湖一周ランニングを除けばとても自由で、「楽」なものだった。 夜は特に楽しかった。古風な旅館の狭い部屋に、男子が6人。部屋割りは自分たちで決められたので、ルームメイトは皆、仲の良い友人。楽しくないはずがない。 まだスマホが普及していなかった当時、僕らはクラスのマドンナの話をしたり、アイドルの写真集を見たり、学校の愚痴をこぼして盛り上がったり、サッカー日本代表の試合を観たりして、存分に

僕が仲良くしたい人

昔、よくツイッターで「蓮は頭のいい奴としか仲良くしない」と陰口を叩かれた。 しかし、これは間違いだ。 僕が仲良くしたいのは、頭のいい人ではない。 金持ちでもない。美女でもない。 もっと大切な要素を備えている人だ。 社会人になって間もない頃、2ヶ月間の研修があった。日本中の支社から同期が集められた。大卒でない人も多かった。 僕は、彼らとすんなり親交を深めた。共通の趣味がなくても、会話は弾んだ。いつも会うのが楽しみだった。そこに学歴の壁など無かった。研修を終えて散り散りにな