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三年越しにロシアへ

見てきたよ!アナスタシア!!!
幕間で感想を書いたので、宝塚版と比べたり新たな発見、考察などを並べる。

真風くんも連れて行った

ナナとのオルゴールの歌も歌詞が違う
ナナがリアル老人でおお…となる
子役の子アナスタシアだ!可愛いね…
弟のアレクセイ可愛すぎワロタ この辺で大号泣していた この家族は…もう…
広場での噂話、振り付けが違うから印象が違うな〜あとこの辺で気付くべきだったが、ディミトリは主役ではないのだ…
相葉、アナスタシアの噂を聞いてめちゃくちゃ悪い顔 この辺の演技が真風くんと全然違うな〜と思ってて
真風くんのディミトリは攻めすぎて受け!て感じだが、相葉の方が街の小狡い詐欺師として役になってるなって感じ 真風くんは結局汚いネズミになれないんだよな 風格がありすぎて、バスタブを見るというディミトリのささやかな夢さえ演技に見えるけど相葉は本当にそれが夢だったんだ!と思えるというか…
相葉ディミトリはあくまで自分のためにしか行動してないけど真風くんはずっとアーニャをエスコートしてる感じ…
でも等身大の青年を感じるのは相葉なんよな…真風くんのディミトリはなんか…ちゃんと家に住んでそう…
グラブに関する周りの言葉が全て直接的になってて、話が分かりやすくなっている気がする 宝塚では言葉をぼやかしすぎているから想像するしかないが、あ、やっぱそういうことよね…と思っていた
キキ氏のグレヴは時代の被害者なんやと思っていたけど、このグレヴは自分で父を目指してると分かるし 宝塚グレヴはずっと迷ってる どうするべきか、何を目指すのか、自分はどうしたらいいのか 終盤アーニャに委ねすらするけどこのグレヴはちゃんと信念ありそう
わたくし、やれば出来る歌と列車の歌が大好きなんですけど、そのあとの丘で歌うのも好きで…
あれ、急に自分の弱さを歌い出したぞとぼんやり見てたけど今回であれはディミトリが歌うから好きだったんだな〜…て気付いてしまった でもこれは「アナスタシア」なのでディミトリの心情は聞けないの…相葉のもう少し俺の心強くいてくれ聞きたかったよ…!!!
でもこれ、主役アーニャやから…そうかあ〜〜〜そうね…と一幕の終わりで納得してしまった アーニャのソロ多いな…と思ったけどそりゃね…というか…
宮殿に来て過去の記憶が蘇ったとことか、宝塚より歌が長くなっている ディミトリが1人で高らかに歌い上げるのって、俺の街しかないのかも 本当に…相葉!良かったよ!!!
あと列車内でヴラドが歌ってる時にディミトリが子供から何かをもらって?取って?そのまま行こうとして大人に止められててウケました 悪すぎ!あと椅子に立って骨組みを掴んでて背がたか〜〜〜いって自慢してたね 良かったね
全体的に宝塚って上品にまとまってるな…と思った

リリー、宝塚はかなりお高く止まった高飛車女で最高なんだがこっちはめっちゃ“人間”だった…
ディミトリが心情歌うのってないのかも…と思った矢先二幕開始で心情歌ってくれて良かった そうだよね…
グレヴ、信念があると思ったが、違うな
「父は己を蔑んで死んだと母は言った でも信じている彼の誇りを」が宝塚なんだけど、歌詞が違ってて 全部は覚えてないけど 「父は己を恥じて死んだと母は言ったが、それは違う」宝塚より強く父の誇りを信じてる、信じたい感じがして
軍人としての父を信じ、その息子である自分を信じたいとかそういう…ことなのかなあ〜と思った
アーニャとグレヴ、街の掃除婦として出会った女に恋をして、その女が父が手にかけた生き残りだと気付いて、情緒めちゃくちゃになりながら自分は父と同じ仕事が出来るか?父の息子になれるか?悩みながら最後の決断出来るのって、グレヴの人間としては強みであり、軍人としては弱みであり…でもそれが何より悩んで死んでしまった父の息子である証明に思えるけど、父の息子にはなれなかった、と報告する、1人の人間の幸せを願える立派な男だと思うで…
でも、周囲に認めてもらい、自分でも胸を張って私は皇女と言えるようになった女と軍人としての自分すら見失ってしまった男の対比がえぐい話だったんだな…と今更ながらに気がついた
白鳥の湖のところ、あの演目をやってる方に拍手するの出来なかったから今回出来て嬉しかったなあ〜 あれなんで白鳥の湖を見ながら話してるんだろう、と思ってたけど誰が彼女を幸せに出来るか?が白鳥の湖に重なってる?白鳥の湖を知らないから(無知の知)今更ながらそう思った
相葉…正装も似合うぞ…
パレードの話をするシーンめっちゃ好きなの 運命だったの?2人は…と新たにびっくりするし、唯一お辞儀をした相手がアーニャだったと発覚するのも美しい作りだよね あれ、真風くんのお辞儀、アーニャの騎士?って感じなのだが相葉で見てやっと皇女へのお辞儀で納得できたな 真風くんへの欲目が…あるから… あそこで白タンクトップの爆速ディミトリ出てくるの笑ってしまった なんだその格好!?(夜中だから…)それで2人並んでたら体格差エグくて相葉……!!!になった まあでかいし…(入江奏多より20センチも…)
アーニャとナナの問答、もうずっと泣いちゃった その前のあんたは歴史に厳しく裁かれるだろうな!ばーさん!もめっちゃ好き 皇太后に啖呵切るな あの若造の言葉をよく聞き入れてくれたなと思うけど、ナナの絶望と希望が入り混じった行動だよね 諦めるために会う、諦めきれないから会う… その中であなたは誰?と詰りよった結果、お互い自分が誰かも分からず、彷徨うだけの存在だと吐露し合うのもいい あそこのシーンからナナが杖を突いてないのは、アーニャに会えて力が戻ってきたからなんだなあ〜〜〜とじーんとする
でも家に帰るのに遅すぎるなんてことはないわ!てゴリ押すのはゴリ押しすぎだろって笑ってしまう ナナの絶望も分かってやってくれよ
もう気付けば終盤になっていて、ネヴァクラブからの疾走感がやばい 一幕はなんか宝塚の方がスピード感あるのに曲は多いし、さくさく進むな…と思っていたが二幕は大きな違いもなく、引き込まれて爆速に感じるだけだった
最後みんな出てくるけど、ディミトリを入れて家族写真撮るのが宝塚特有の演出だったのか…てちょっとガッカリしてしまった 初見、あそこでアナスタシアにハマらされたので…胸を押さえて帰って…
全体良かったけど、あれがあったらしばらく動けんくらい泣いてただろうな〜と思った
でも、3年越しにやっと見れたので本当に嬉しい!最高だったし、千秋楽まで駆け抜けてほしいな。

あとエリザの時はアクスタ売ってたんだから今回もアクスタ作ってください!運営さん!!!!頼む〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

歌詞が所々宝塚版と違ってて、グレヴとか色恋沙汰とか歌詞が変わってるのに貴族とただの男はそのままでウケた 一番違うのは列車かな?と思うので円盤買って確かめたい 何十回も見たけど、帰ったらアナスタシアを見ようっと

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