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獅子児祭(学園祭)

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アオハルへのレクイエム ~56th獅子児祭を終えて~

 僕はなんて幸せな人間なんだろうか。  第56回獅子児祭で実行委員の代表(正式にはチーフプロデューサー兼チーフディレクター兼部門インターフェース兼モデレーター兼ゼネラルマネージャー)を務めさせてもらい、僕は中高生活の「集大成」を迎えることができた。  「集大成」という言葉については閉会式の挨拶でも取り上げたので、まずその時のスピーチを書き起こし記しておきたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (閉会式挨拶)  無事大きなトラブルもなく、獅子児祭オ

英文回想録(「アオハルへのレクイエム」英語版)

※英文のみの記事は以下 ネイティヴの先生に添削してもらいながら長めのエッセイを書き上げてみました。文筆活動を英語でやるのは新鮮で楽しかったし、多くの学びがありました。 いろいろ相談しながら手直ししてくださった先生に感謝。 (↑一応このエッセイの英語版です) 新たに知った表現も使っているので、やや難しい英熟語も含まれるかもしれませんが、どうぞ。(というか、noteだとタブ下げを再現できないらしい…?!) FAREWELL to the INVALUABLE DAYS

Farewell to the Invaluable Days

Running along a river that runs near my home, I looked back upon my memories of this grade-2 year at my school and reflected how happy I was. They are filled with invaluable moments, and of course, I owe them to my dearest friends. And n

【エクストリーム登校】登校前にビーチフラッグスやってみた

 日の出90分前。2人の獅子児(世田谷学園の生徒の呼称)が制服で家を出た。  令和2年、冬。本校の毎年の行事である臘八摂心(座禅会)がコロナで中止となり、獅子児たちは無念の涙を飲んだ。  しかし、本来であれば摂心初日の12月1日、例年通り早朝に起きてしまった2人。彼らは始業時刻までの3時間30分を最大限に使って登校することにしたのだった。  ーーーーーーーー  待ち合わせは藤沢駅。登校の友はクラスメートのW氏だ。久々に4時台に起床し、制服に着替える。最寄駅を朝5:00に

【公開】学友文化祭展示

本日、ついに我が校の文化祭が始まりました!我々学友編集委員会も文章を展示し参加します! リンクはこちら 学友編集委員会[獅子児祭]

斬新すぎる文化祭企画

2020年6月、僕の友人であるA.N君が、ひとつ、真新しい、というか、真新しすぎるがゆえに実現が出来るかも疑わしいような企画を提案した。 「学校を、ドローンで撮る。」 本校、世田谷学園の文化祭すなわち獅子児祭は、コロナの拡大を受けて今年はオンラインで開催される。例年と同じようにはいかない事態に頭を悩ませる実行委員もいたものの、彼は自らの大きなビジョンのもとに突き進もうとしていたのだ。 そのビジョンは以下のようなものだった。 獅子児祭に実際に来ることができない来場者の方々

The next station is…〜 一味違う鉄道展示!〜

2020年、学校の文化祭で「撮り鉄」「乗り鉄」の高校生3人組が、鉄道に関する展示を行った。その展示内容をここに公開する。 ということで、僕の友人が中心となって、僕も含めて3人で行った展示なんですけど、結構完成度高いと思うんですよね。せっかくなので公開することにしました。

「やりきる」ということ。

2021年11月22日。 獅子児祭5日前。 何事も「やりきる」ことができるか否かが1番重要なのではないか、と気づいてきたこの頃。 実行委員をやっていても何を途中で投げ出したり力を注がなくなったり、そんなメンバーも少なくはない。一方で、しつこいほどに「より良いもの」を求め高みを目指す人もいる。「やりきれる」人達といると物事を共に進めていて幸せだし、最後の達成感を味わえるのは結局この種類の人達だけだと思うのだ。というより、むしろこれはこの種類の人達にしか達成感を味わわせたくな

【END】エクストリーム登校

エクストリーム登校最後の記事。  新感覚・青春アクティビティ、エクストリーム登校。  クラスでのたわいもない会話から生まれ、2021年度獅子児祭の一コンテンツとして発信されてきたANNEXお馴染み企画だ。  始動から11ヶ月が経ち、もはや僕らの人生の「青春」と呼べる時間も残り少なくなってきていた。  こうして、僕らの青春に有終の美を飾るために、「【エクストリーム登校】~最後のアオハル編~」が開催された。  今回は、その最終回である。 (紀行文中略)  普段のありふれた

高校生としての日々

ついに「受験生」やってるこの頃なのだが、中学生の頃より高校生の今の方が日々が楽しい気がする。 中学生の頃、僕は勉強といえばひたすら中間期末の対策をした。 ゆえ、「授業→部活→勉強→就寝」という1日のループ。年間では「授業→試験」のループ。当時は、「このループあと何回続くんだよ」「あと何回試験やってくるんだよ」と、とても憂鬱に感じたものだ。円環時間的な日々に嫌気がさしていた。 高校生になってからは「文化祭」とか「大学受験」とか、デカイものに向かって日々自分を積み重ねていっ