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「#18歳の成人式」〜開催の軌跡〜 - ハッシャダイラジオep.2

勝山:「勝山さんの写真見てたら、ゴリゴリの人が来ると思っていて、緊張して待ってたんですよ。今回は爽やかな感じでお願いします。」って言われるからさ、「はぁいぃ・・・」みたいな感じで・・・

(吉田:それ爽やかじゃないでしょ!笑)

(吉川:恵ちゃんの爽やかだいぶ偏ってる笑)

勝山:俺はイメージ、爽やか青年ブランドでいきたいからさ!
なんやねんお前ェ!!”のタイプではいたくないのよ!!

三浦:いや、そっちやねん!
そっちの方がいつもので心地いいよ俺らは!!

勝山:そこは俺のイメージもあるから基本カットしてほしい。

三浦:いや、恵ちゃんにセルフブランディングの権利ないから!笑

”Moose”の部屋


勝山:そんな感じでハッシャダイラジオ、ぬるっと始まりましたが、今回第二回目は一般社団法人ハッシャダイソーシャル勝山恵一がモデレーターを務め、スピーカーは共同代表理事の三浦宗一郎がスピーカーとなります。
よろしくお願いいたします。

勝山:”いい天気ですね”
今日は夜収録しているんですけど、すごい夜景が綺麗で、DMM.comさんのオフィスをお借りして六本木グランドタワーの24階、”モーセの部屋”を活用しています。

三浦:いや、何回も言うけど、"ムース(Moose)"やねん!笑

(会場内笑いに包まれる)

勝山:ちなみにムースってなんなんですか…?

三浦:ヘラジカちゃう?

勝山:実はね、DMMの会議室はA〜Zまで動物の頭文字をとって部屋名が決められているんですけど、俺英語読めへんから・・・

三浦:俺さ、大学でスペイン語習っているんだけど、スペイン語だとローマ字みたいに読むのよ。だから恵ちゃんスペイン語いけると思って授業受けてきた笑

勝山:いや、Aの部屋とかめっちゃ難くて!!なんか!!なんかアンターチャーみたいな・・・

(会場:トラブルで消灯し真っ暗になる)

第2回「18歳の成人式」について

(しばらくして点灯)

勝山:そんな六本木グランドタワーからお送りをしておりますが、今日は第二回目で、この前はハッシャダイソーシャルのビジョン・ミッションとか、創業期からどんな成長をしたのかということを発表してきたかと思うのですが、今これを収録しているのが11月22日ですね。

あと数ヶ月で2023年も終わるわけですけど。

三浦:いや1ヶ月な!数ヶ月じゃなく笑

勝山:1ヶ月で終わるわけですけど、僕らは年を跨いで重大な、ハッシャダイソーシャルとしては一大イベントとなる、「CHOOSE YOUR LIFE FES ’24 #18歳の成人式が3月22日に控えておりますが、三浦さん、18歳の成人式、一体、今“どんな状況”ですか?

三浦:“どんな状況”笑 最高な状況ですよ!楽しい。
でも頑張れば頑張るほど結果に繋がっていくわけじゃないからさ、協力してくれるアーティストの方とか、企業の方とか、皆さんを巻き込んでご一緒させていただくのはすごく難しくてね。電話をかければいいわけでもないからさ。自分を信じてやるっていう日々が続いておりますね。

勝山:俺もさ、ここ最近、成人式の話を会った人たちにするわけですよ。
そうするとさ、話している自分がワクワクする。

ふと立ち止まった時はさ、プレッシャーとかがあるんだけどさ、話している時は”シビれてんのよ”

三浦:恵ちゃんはどういうところにシビれてるわけ?

勝山:あの一回目を経験しちゃったらさ。
やっぱ言葉だけでは言い表せないような成功体験があの場にはあってさ。

ここ最近もハッシャダイソーシャルの取り組みに興味や関心を持ってくださった方々に言っているのは、”とにかく、来てくれ、見てくれ”と。
その思いを持って伝えている。

やっぱあの会場の雰囲気と、そこにいた若者たちが「成年の主張」をした時の雰囲気を忘れられないよ。人生でナンバーワンやもん。

What is 『CHOOSE YOUR LIFE FES』

「18歳の成人式」ってなに・・・??


勝山:「18歳の成人式」の取り組みのことを、どんな取り組みなのかを知らない方もいると思うので、なぜやったのか、どんな思いで取り組んだのかを教えてほしい。

三浦:この成人式の企画を思いついたのが、去年の9月ぐらいの出来事で、成人年齢が2022年の4月1日に18歳に引き下げになったと、いろいろな契約や権利とかの責任は18歳からです。みたいな感じになったんだけど、「成人になった感覚がない」と高校3年生の子達と話していたんだよね。

そして、どうやら成人式というものはこの社会からなくなるらしいと。代わりに”二十歳の集い”というものになる。

なんとなく「成人式は成人の年にやらないと意味なくね?」と思って成人式というものを調べてみたら、戦後、日本の復興が間もない時に、なかなか未来に対して希望が持てない。
でも若い人たちが元気じゃないと。ということで大人たちが成人の若者たちを応援しようとして始まったのが成人式だっていうのがあって。

今、この時代に合った、俺たちなりの、俺たちがやりたい形の、一生忘れない日を作ろう。音楽と言葉と、そんな人たちが出会える「18歳の成人式」を去年からやり始めたということですね。

勝山:僕がやっぱ特にいいメッセージだなと思ったのがさ、”人生のお守りとなるような体験を届ける”っていう。これは宗ちゃんがある種その言葉を作ったやん。 
なんでその言葉を作ったの?

三浦:一年半くらい前にさ「大事なのは愛だ」ってずっと言ってたでしょ。

勝山:言ってた!「愛するということ」っていう本読んだって。

三浦:もう愛、”愛”しかないみたいな。
今でもそれは思っているんだけど、色々な若者たちと向き合ってきて思うのは、“今が勝負時だ!”ってタイミングってあるじゃん。
その時にグッと頑張れる人と、スルッとどっか行っちゃう人がいるなと思って。その人たちの違いがなんなんだろうなって、思った時に、誰かから本気で応援されたりとか、誰かから本気で愛されたりとか。
そんなちょっとしたことがあるか、ないかがすごく大事だなって思ってて。

そういうのって普段は意識しないわけよ。
でも、人生がしんどい瞬間とかになんとなく思い出したりするんだなって。

それって車にぶら下げている交通安全お守りみたいなものでさ、普段はぶら下がっているものなんだけど、なんとなくこう・・・

まぁ交通安全お守りは握り返すことはないけど笑

なんかあるじゃん、勝負時に見返すもの。
そういうお守りみたいなものは生きていく上ですごく大事なんだなって。

その人生のお守りは一体何で、どうやったら渡すことができるのかを考えたときに、多くのお守りは親とか家族から渡したりみたいなのが多いんだけど、血縁と関係なく親以外の人たちが渡すことができるようにするにはどうしたらいいのか、これを考えるのが”俺の人生の自由研究だ”と思って。

その一つのアクションとして、「18歳の成人式」というものが、パンっと当てはまった。

勝山:”人生のお守りを届ける”って俺たちは言ってたけどさ、お守りっていうのは、人という人も言えば、体験という人もいれば、学びっていう人もいると思うんだよね。

俺は、”あの人がいるから”っていうのでここ踏ん張ろう!って思う時もあるし、あの体験があったからこそ、今こうやってやっていけているんだっていう、いろいろな人や体験や学びっていうものが今の僕を作っていて、今の原動力になっている。

って考えた時に、「18歳の成人式」という場が、あの出会い、あの体験、あの学びのキッカケになると思うんですよね。

第1回の軌跡と奇跡


勝山:1回目の開催って、奇跡の連続だったじゃないですか。

三浦:そうだよね。9月に思いついて、10月に動き始めて、実施したのが3月8日でしょ。俺たちはそれを実施するために2,000万円のお金を集めて。会場を抑えて、アーティストも「MOROHA」さんと「SUPER BEAVER」さん、「峯岸みなみ」さん「水野敬也」さんと話をして。

音楽業界の人とか、イベントを作る人たちからしたら、意味のわからない実現の可能性とスピードだったと思うんだよね。

だから今年も作ろうとしていて、今年でさえ大変なのに、本当に去年できたのが奇跡すぎて、多分俺知っていたらできなかったんじゃなかったと思う。
5ヶ月間、いや実質4ヶ月半よね。
本当にようやったよ。

まず会場だって、恵比寿ガーデンホールを借りたけど、半年前になんか空いていない。それを海外のタレントさんが来る日程が二日間抑えられていて、どっちかが空くかしれない。

でもイベントの実績がないチームは基本的に貸してもらえないはずだったんだけど、なんとか間に入ってくれた制作チームの方の信頼を借りた。

アーティストも、絶対に「MOROHA」さんと「SUPER BEAVER」さんがいいって考えていたんだけど、それを音楽業界の人に話したら、250%ムリです。みたいな話をされて。でも、気持ちで出てくれたという奇跡があり出演してくださった。

クラウドファンディングでも1,000万円。1,040万円を超えるご支援を700名の方からいただいて、企業の皆さんからも応援をいただいた。

何かがずれていたら、すべて崩壊していた。
よくやっていけたよ。

正直どう思っていたの・・・?

不安はなかった?

三浦:恵ちゃんはさ、どう見てたの?
だって、俺がやるってなってアイデア共有して、「あ、ええな、ええな。めっちゃいいと思う」みたいな感じだったやん笑

周りはさ、割とこう「リスクのあることやるんじゃない」みたいな声もあったりして、でも恵ちゃんは「なんとかなるやろ、なんとかしようや。」って言っていた。

実際、どう見てたの?その綱渡りを。

勝山:正直・・・本気で・・・
”絶対いける”って思っててん。
だからあんまヒヤヒヤしていなかった。

三浦:そうだよね!そうなんだよ!!
今振り返ると、ヤバかったなって思うけど、ヒヤヒヤはしてなかったよな。
絶対イケるって思ってたもんな。

勝山:してなかった。逆に2回目の方がソワソワしてる。
1回目はやっぱさ、根拠のない自信があるわけですよ。でも1回あのプロセスを踏んでいるとさ、ある程度見えるわけじゃん、その中でやっぱ”奇跡”っていうものがあったよねって。
その奇跡をもう一回呼び起こすのはイメージできないんですよね。

三浦:そうそうそう、だから分かんないからこそ出てくる自信みたいなのでいたけど、2回目はあれが全部奇跡だったんだ…っていう不安がわかっちゃっているから、もう不安でしょうがないね。っていうのはあった。

最初あったけど、やっぱりいろいろな人たちに話をしていく中で、どんどん自信に変わっていくんじゃないですかね。
俺も、なんか、やっとだよ。

勝山:僕らの詰めの甘さもあるけど、動き出しがちょっと遅かったりね。
予算組みも企業は年間計画を立てているわけですよ。
そんな中でも、「この予算使わなくなったから、なんとか出せるようにします!!」って言ってくださる方がいたりとか、「協力させてもらえるか」って連絡くださる人たちがいるわけですよ。

めちゃくちゃ思いを持って共感してくださる方々が確実に増えているということが、どんどん自信というか、「18歳の成人式」の素晴らしさと価値に気付いていった。

三浦:すごい嬉しいと思う一方で、動き出しが遅かったりしたのは、今振り返ると「俺のエゴ」だなと思っていて。

なんかもう怖かったの。
1回目は最高だったし、あれ以上はない。と思えていたから。

例えばアーティストを誰に出演いただくのかとかも、もう考えられなかった。
自分が作ったものを超えていけるかと言うと、ちょっとかっこいいかもしれないけど、一発屋で終わっちゃうんじゃないかとか、二回目が受け入れられなかったらどうしようとか。
自分が作ったその1回目の成功にしがみついていたかっていうのが今言語化できるんだよね。

でもケツに火ついてやんなきゃいけないってなってきて。もう約束しているからさ。やり始めるしかなかったんだけど。

この第2回は第1回の成功を財産としてやっていくんだけど、その財産を、自分たちを破壊していく。
ものすごいストレスのかかる難しい作業だなって言うのはすごい思う。

勝山:この2回目の「18歳の成人式」の実施が、またハッシャダイソーシャルが一皮剥けるための大きなキッカケになるんだろうとはすごく思う。

三浦、倒れる。

第1回を振り返って

勝山:1回目の取り組みで「MOROHA」のアフロさんが会場にいる人に向けていった言葉が忘れられなくて、なんの言葉かわかる?

三浦:「みんなのためにやっているって言うけど、自分たちのためにやっている。」

勝山:せやねん。あの言葉が忘れられなくて。
もちろん「18歳の成人式」として、会場にいる18歳を応援したいし、新しい文化として届けたいっていうのはあったけど、それをやっぱやる俺たちの成長にも繋がるし、俺たちがやりたいってうのがあったよね。

やっぱ1回目のさ、最後終わった時に参加した子たちがさ、次は俺関わらせてください。私関わらせてください。とかこの「CHOOSE YOUR LIFE FES」には参加者の気持ちが永久的に続いていくものになるんだろうね。

三浦:俺、去年倒れたやん。1月末に。
その時に「なんでこんなに頑張るんですか?」って倒れなかったら言ってもらえなかったことを言ってもらえた。

その時に「あぁなんでこんな頑張るのかな」と倒れたことに自分でもびっくりしながら思ったんだけど、まさに恵ちゃんが言ってくれた通りで、「俺がやりたいから」やっていると。やらないと気がすまないわけ。

俺がやってもらったことはすごく嬉しくて、それをやってくれたあの人がカッコよくて、俺はずっと憧れのあの人になりたい。

でも憧れのあの人にも、憧れの人がいて、俺にしてくれたその人も憧れのあの人になりたくてそうしているんじゃないかと思うの。

誰かが誰かを思う“循環”がさ、「18歳の成人式」にはあったし、“人生のお守り”ってこうやって手渡されていくんだなって思うの。

三浦:なんか当日、変だったじゃん。すごくいい意味で。
あのパンパンの会場の温かい熱気。なんか俺はそこに“長い時代の凝縮した感じ”を感じたの。

勝山:なんかさ、“憧れの対象”とかさ“この人カッコいいな”っていう人がさ、自分の中に存在しているって良いよな。

三浦:良い。

勝山:俺が10代後半の時ってさ、結構ひねくれ者だったからさ、誰かをカッコいいと思うことって“ダサい”って思ってたの。
誰かに憧れるとか考えもしなかったし。

でも、今はいっぱいいんねん。
あの人とご飯にいったときに、振る舞い方とか、話し方とか、憧れると思う人が身近にいることがすごく豊さに繋がるなと感じるんだよね。

だから挑戦して、失敗してもまた踏ん張れるからさ、そういう体験機会が「18歳の成人式」だなって思っている。

第2回の抱負を語る。

勝山:今年の2回目はどうしようと考えているんですか?

三浦:色々考えたんだけどさ、もうね、やる。続ける。
あの熱量をもう一度作れるのが、すごく大事かなって思っている。

あれ以上を作ろうなんて思えなくて、あれに近づけたいって気持ちがあるから、多分いろいろなチャレンジをしないといけないし、越えなきゃいけないものがあるから、今年は必死で2回目をやる。食らいつくっていう感じかな。

勝山:それはめっちゃ嬉しいことであって、そういう流れが、これから10万人、100万人、1,000万人とそして日本全国の新成人たちに届けれるような規模感まで来たら・・・すごくない??

三浦:すげえ。すげえよな。

三浦:何回も自分たちのことを考え直すっていうプロセスかな。
3年前はさ、バイク乗ってたからね笑
恵ちゃんの運転するビッグスクーターに2人で乗ってさ、営業しに行ったりとか、学校に講演して帰るみたいな笑

(会場:笑)

三浦:でもあれからね。変わったっていうけど、本当は何も変わってなくて、自分たちのスタイルや存在が、1人でも多くの人に元気になるキッカケになるかもしれないと思っているんだけど、結局はそれを信じ続けて成人式をドンとやれるようになっていると思いますね。

勝山:希望しかないね。着実に積み上がっているから。
ほんまに2015年5月から始まって、ハッシャダイソーシャルは2020年からスタートして着実に積み上がっている。

まだまだ積み上げは必要なんですけど、今までやってきたことは間違ってなかったし、あとはそれをどう活かしていくか。

三浦:そうだね。いっぱい失敗もしてきたけど。
それを含めて良かったと言える未来をね。

今回もやります!クラウドファンディング!!

勝山:最後に第2回の意気込みをお願いします。

三浦:精一杯準備をしています。この精一杯の準備がそのままあの日に行くと思うので、手を抜かず、でも力まずに今回は今回で最高のものを作れるようにやると。

あとはこれは皆で作るのに意味があるから。
ハッシャダイソーシャルだけじゃなくて、いろいろな人で作るのが成人式なだから、時間もお金もみんなからちょっとずつお借りできれば嬉しいなと思っております。

勝山:ぜひ話をしに行かせてください!!

三浦:今年もクラウドファンディングをやります!
今年はちょっと工夫をして、楽しくね。

勝山:ワクワクできるようなクラウドファンディングにしたいと思っているので、ぜひ次話しましょう!!

ということで、第2回ハッシャダイラジオ、これにて終了です。

三浦・勝山:ありがとうございました!!
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