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コスタセレーナで航く釜山・下関・舞鶴(金沢港発着)

前回のクルーズツアーから4ヶ月。こんなに頻繁にクルーズ船に乗るのは贅沢だと思いつつ、地元に近い金沢発着ということで、休みを合わせて申し込んでしまいました。

金沢港停泊中のコスタセレーナ
やっぱり大きい

僕らのグループは13:00受付開始とのことでしたが、12:30の時点で既に大行列。
スタッフらしき人に
「乗船したらビュッフェで食事はできますか?」→「出来ますが、何時に乗船できるかわかりませんよ」
「ターミナルの2階のレストランは営業してますか?」→「やってます。レストランに行くなら列に並ばずにエスカレータを上がってください。」
2階のレストランに行くと10組以上待ち。
待っていると乗船が遅くなると思い、やっぱり乗船の列に並ぶことに。
順番が来て乗船券を見せ荷物を預けると、何番目のグループで乗船するかのカードを渡された。
結局どんな順番で受付しようが部屋のグレードが高い人から乗船する仕組みで、その後長く待たされることに。
どのくらい待たされるのか全くわからない中、種類は限られるがレストランでテイクアウトもできると知り、お子様ランチボックスをテイクアウト。
結局、最終乗船期限とされていた15:00を超え、出航間際にギリギリ乗船することになるのでした。お子様ランチ食べておいて良かった。

金沢港クルーズターミナル2階のレストランでテイクアウトしたお子様ランチ

noteの先輩が書いていた通り、乗船後まずは自分のキャビンへ。

キャビンのドレッサー
キャビンのベッド。内側の部屋で窓無し。

キャビンで部屋の鍵・身分証・船内の決済手段を兼ねるコスタカードをGetし、法律上必須とされる避難訓練に参加した後船内散策へ。

ピアノのあるバーから見上げる
吹抜けのエレベーター。
後にお気に入りの場所となる。
上から見下ろしたところ
船内生活の説明会に参加
屋上のデッキ
手前はウオータースライダー
奥の屋根の下はプール
屋根は開けることもできるらしい
歩けるところは一通り歩いてみる

9階のビュッフェがカフェタイムでオープンしていた。昼に食べたお子様ランチボックスが少なめだったのでケーキを取ってお茶することに。

一通り取って二人で半分こしました

夕食は後半組(19:45)に指定されていてまだ時間があるのでショーを先に見ることに。本日はダンスショーで以前は有料で公演していたとのこと。

毎日のショーに共通の司会者
ちょっとセクシーな感じのダンスショー
なんとなくストーリー展開がある感じ

ショーが終わると夕食にちょうどいい時間に。

マグロのタルタル
ビールは有料
海老とほうれん草のグラタン風ラビオリ
ツナとトマトのペンネ
ベリーのムース
奥は妻が選んだピスタチオのシュークリーム
分け分けしました

部屋に戻って歯磨きとシャワーを済ませた後イタリアンナイト(テーマカラーが赤白緑)のダンスパーティーに参加。

イベントスタッフの動きに合わせ
同じようにダンス
結構激しい

飛んだり跳ねたりの激しいダンスがいつ終わるのかと思うぐらい長時間(船内新聞によると1時間)続き、50代の僕たちは30分程でギブアップ。
このようなダンスパーティーがテーマカラーを変えて毎晩繰り広げられるのでした。

2日目
夜結構遅い時間までイベントをやっている割に朝食の時間は6時〜8時(入場)。

フレンチトーストと
スクランブルエッグのプレート
サラダやフルーツはビュッフェ形式

釜山への到着は夕方なので、それまでの時間の過ごし方として、この日にプールヘ(スマホは部屋に置いていったので写真なし)。ウオータースライダーはクローズだったので室内プールとジャグジーで1時間ほど過ごしました。部屋に帰りシャワーを浴び、昼食へ。

ラビオリ?
牛肉の赤ワイン煮

食後はプールサイドで本を読んだりのんびりしていると釜山の街がだんだん近づいてくるのが見えました。

釜山港ターミナルと釜山駅はすぐ近くなのですが、着岸した埠頭からターミナルまでが見るからに長い距離。さらにそこから国際市場などへもかなりの距離だとわかり、急遽チャガルチ市場(国際市場のすぐ近く)へのシャトルバスを予約しにツアーデスクへ。乗り場でコスタカードを見せれば後払いで乗れるとのことで下船許可を待って下船。

チャガルチ市場の入口あたり
国際市場の手前の歩行者天国
(バスの添乗員いわく広場)
国際市場の中
細い路地が縦横に広がっている

滞在可能時間は3時間ぐらいしかなかったので、市場はざっと回って雰囲気を味わった後、近くのロッテ百貨店へ。その隣にロッテ系のスーパーがあったので、会社ばら撒き用のお土産を購入。最後に百貨店に戻って妻が気になる衣料売場を足早に見て回り、帰りのシャトルバスに乗って釜山滞在は終了しました。

釜山滞在が夕方から夜ということもあり夕食は時間指定なし。船に戻ったあと、すぐにレストランへ。(といっても8時頃なので昨日とほぼ同じ)

シーフードサラダ
この日はワイン(有料)
ローストビーフ
妻は別のもの(今日も分け分け)
レモンのムース

食事の後、この日のショーへ。
本日はテノール歌手による歌謡ショー。
ゴースト ニューヨークの幻 のテーマソングなど、知っている曲もたくさん歌ってくれて、結構楽しめました。

テノール歌手 ルイジ ミラッツォ

ショーが終わってお気に入りのバーの近くを歩いていると、外に出ていく人が何人もいたので、僕たちも出てみると、既に出航していて釜山の夜景が見えました。

結構都会でした


3日目

朝食のメニューは毎日同じのようでしたが、この日は目玉焼きをチョイス。パンはパンケーキも選べます。ビュッフェでは追加のパンも取れるのですが、昨日は残っていなかったクリームドーナツが残っていたのでこれも頂くと、朝食がこんな大盛りに。

右手前がクリームドーナツ
奥に妻がチョイスしたパンケーキ

釜山から下関はものすごく近く、朝8時に到着。下関駅のすぐ近くには国際ターミナルという船着場があるのですが、コスタセレーナほどの大型船はここには着かないらしく、出島という離れた場所に着岸。したがってこの日もシャトルバスを利用してまずは下関駅近辺へ。前日に船内で開かれた下関観光説明会で教えてもらった赤間神社、唐戸市場方面へ歩いていくことに。
思ったより暑く、50代としては歩くのが早い方の僕たちでも30分以上かかりましたが、途中の風景も楽しみつつ到着。

途中にあった遊園地
赤間神社(境内)
赤間神社(外観)
唐戸市場(2階から見下ろしたところ)

唐戸市場に着いたのは11時過ぎでしたが昼食に新鮮なお寿司を買う人で大混雑。
僕たちもぐるっと見て回った後、良さそうな店の列に並んでお寿司をゲット。
その辺に座れる場所を見つけて早めのお昼としました。

お昼の後、フェリー乗り場に向かいチケットを購入。同じ桟橋から巌流島行きと門司港行きが出ていますが、門司港行きのフェリーに乗車。

フェリーから唐戸市場を望む

門司港周辺は門司港レトロと言われ、石やレンガ造りのレトロな感じの建物が多く建っています。ここで家族みやげを買いました。

旧門司三井倶楽部と旧大阪商船
門司港レトロ展望室方向
門司港駅もレトロな佇まい

門司港駅から門司駅が2駅、門司駅から下関駅が海を渡って1駅なのですが、門司駅での乗り継ぎが悪く下関駅まで40分ぐらいかかってしまいました。時間の余裕があれば下関駅前のデパートにでも寄ろうかと言っていましたが、トイレだけお借りして帰りのシャトルバスの列へ。

お昼が早く少なめだったので、船に帰ったら船内のイタリアンジェラートをいただくことに。1スクープ2つより2スクープ1つの方がお得だったので、ピスタチオとオレンジの2スクープを2人で分けていただきました。とても美味しかったです。

ジェラートのショーウィンドウ

夕方には船長と写真が撮れる会というのがあり列に並びましたが、自分のスマホで撮れるのではなく、船内のカメラスタッフにより撮られるものでした。和服姿で撮ってもらったのですが、後に値段を聞いて購入は断念。
撮影会からの流れでカクテルパーティというのに参加。入口でスパークリングワインかノンアルカクテルを渡され、席に案内されて歌謡ショーを鑑賞。日本の歌謡曲を含め、昨日のテノール歌手以上に知っている歌を多く歌ってくれました。

男性キーボードと女性歌手のコンビ
僕がスパーリングワイン
妻はノンアルカクテル
ショーの後、船長他船の主要スタッフが登壇

カクテルパーティが終わるとちょうど夕食の時間に。

牛肉のペッパーソース?
エビのパスタ
マスカルポーネ何とか

夕食後は本日もショーに。この日はウクライナの元オリンピック代表選手によるアクロバットサーカスのショーでした。

この日はホワイトナイトということで、ショーの後会場へ。有料の夜食なども提供されていて今までで一番盛り上がっている感じでしたが、ダンスの輪には入らず雰囲気だけ味わって部屋に戻りました。

会場は日によって変わります


4日目
3回目の朝食にしてフレンチトーストかパンケーキを選ばなければいいという結論に至り、本日はこんな感じ。

ビュッフェからごまパンとフォカッチャと
サラダ、フルーツをゲット。
フルーツはドラゴンフルーツとパイン

二人組だと食事は大概相席になるのですが、この日の相席の2グループはどちらも複数回クルーズツアー経験者。うち一組は僕たちが前回乗ったMSCベリッシマのおそらく同じ回のツアーに乗っていたことが判明。ビックリ!
もう一組の方もダイヤモンドプリンセス、MSCベリッシマ、コスタセレーナの3回目とのこと。僕らが乗ったことがないダイヤモンドプリンセスも「落ち着きがあって良かったよ」とのこと。しばらくは難しいけど、いつか乗ってみたい!

4日目は舞鶴に着く日でしたが、下関から舞鶴は遠いらしく、到着予定は14:00。
今夜のパーティで使うという仮面作りに参加した後、プールサイドでのんびりすることに。僕は本を一冊持っていってたので読書。妻はウトウト。クルーズツアーはびっちり予定を入れて回るもよし、のんびり過ごすもよし、好きな人は昼間っからお酒を飲みまくるもよし。人それぞれの楽しみ方があります。

二人が作ったマスク

舞鶴も夕方から夜までなので、シャトルバスを利用して赤レンガパーク周辺だけ行くことにしました。

赤レンガパークにて
赤レンガの倉庫

近くの商店街で唯一のおしゃれな店に入り、観光マップに書かれていた北吸トンネルへの行き方を教えてもらいました。

北吸トンネル

この日も滞在が夕方から夜なので食事時間は自由。前日までよりは少し早めに夕食です。

魚の何か、と、クリームペンネ
野菜を鶏肉で巻いてフライにしたもの
ピスタチオのデザート

食事の後は、いつものように大劇場へ。この日はミュージカル。全編英語ですが、ざっくりのストーリーは船内新聞に書いてあったのと歌と踊りで十分に楽しめました。

この日は最後の夜ということで、いつものバーでカクテルを注文。流れる音楽は少し激しめのものでムーディーではなかったけど、二人で乾杯しました。

船のオリジナルカクテル(右)
とノンアルカクテル(左)

最終日のパーティはカラフルナイトとのことでしたが、荷物を午前1時までに部屋の前に出さないといけないので、参加を諦め、早めに部屋に戻って荷物をまとめました。

下船日

下船日は7時までに部屋を空けないといけないということで、早起きして6時過ぎにビュッフェで朝食。すぐに部屋に帰って歯磨きをして部屋を後にしました。

最終日の朝食はビュッフェで

プールサイドで下船の順番の連絡があるのを待って、9時前に下船しました。

旅の総括
かかった費用(2人分)
クルーズ代金 140,000円
港湾税 33,600円
乗船後の船への支払い 24,942円(ホテルサービスチャージ(部屋やレストランでのチップに相当)$128.00、飲み物6杯$49.45、ジェラート$2.88、国際旅客税(海外旅行した日本人に1人千円課税することになったとのこと)$15.00)
金沢港まで車で行けたこともありますが、乗船日、下船日の昼食やお土産を別にすると、合計198,542円で4泊5日の海外旅行2人分と考えると、すごく安く旅行できたと思います。
※本当は寄港地のシャトルバス(1回1人2,000円ちょっと✕3回)が有料のはずですが、今のところ請求が来ていません。
※アルコールが飲めるドリンクパッケージは事前申込の割引を利用しても4日間(必ず宿泊日数分)19,500円✕同室の人数分(必ず人数分)で、今回の日程だと39,000円かかります。妻はアルコールを必要としないので、とても元を取れないと考えて都度払いにしました。ドリンクパッケージには食後以外のコーヒーやフルーツジュースも含まれるのでたくさん飲む人は元を取ることも可能だと思いますが、僕らは$49.45(160円換算で8,000円程)で済んだ(気持ち的にブレーキをかけていたのは事実ですが)ので、これで正解だったと思います。

感想(MSCベリッシマとの比較)
ベリッシマでは無料の水はビュッフェのみでしたが、コスタセレーナのレストランではタップウォーター(水道水)が無料で提供されました。
ベリッシマのビュッフェは常にオープンしていましたが、コスタセレーナでは朝、昼、カフェ、夜ごとに時間が決められていました。
また、有料の飲み物やジェラートなどもコスタセレーナの方が安かったです。
無料レストランの味は個人的にはベリッシマの方が美味しかったけど、どちらも十分な美味しさでした。
ベリッシマでは各寄港地のシャトルバスは無料でしたが、コスタセレーナはオプショナルツアー扱いでした。(今のところ請求が来ていませんが。)
ベリッシマには無料のショーのほか有料のショーもありました。
ベリッシマはイベントスタッフにも日本語、中国語(台湾に寄港するツアーだったので?)を話す人が必ず含まれていて、
常に英語、日本語、中国語と順番に話されましたが、コスタセレーナは英語のみのイベントも多かったです。
オプショナルツアーは円安のせいか、どちらの船も割高に感じるものばかりでした。
全体として、ベリッシマの方が有料のものを含め提供されるイベントは多めでしたが、コスタセレーナは船内生活が安くつきました。
細かな違いはいろいろありますが、結局はどちらもとても楽しかったです✨。
次の旅行はどこに行けるかな。

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