研修メモ①UXの視点

マスクを付けないで2日過ごすのは何日ぶりだろう。
ホームオフィス(納戸)に閉じこもり、2日間リモート研修に参加した。

はっきり言って、研修は苦手だ。
しかも異業種交流研修で、総合商社や化粧品メーカーなどと一緒。
「嫌や、、、バカがバレる。」
研修講師曰く、私のような人は「パンツの脱げない人」と言うらしい。
人前で本心(御本尊?)をさらけ出せないからだ。

さて、前置きが長くなったがこの研修で印象に残ったことをメモにする。
今回はuser experience、即ちUXについてだ。
「顧客体験」が直訳だろうが、このままでは少し違和感がある。
とても感覚的なことだからだ。

私が学生の頃、彼女とクリスマスディナーに行くレストランを探すのは『ぐるなび』だった。
しかし、今同じことをする場合、お店探しは『食べログ』を使うと思う。
なぜか?
答えちゃう。UXです。
『ぐるなび』は、集客したい飲食店の情報を1つのコンテンツにまとめたという意味で、大変画期的だったと思う。しかし、私たちは売り手からの情報しか得ることができなかった。
対して『食べログ』は、実際に食べに行った人たちの感想をまとめたコンテンツである。私たちと同じ立場の人が、その店でどう感じたか(=experience)を共有できる。
すなわち、見た目はどちらも飲食店検索コンテンツに見えても、ベクトルが逆なのだ。

私が『ぐるなび』から『食べログ』に移った理由はここにある。
つまり、『食べログ』の方がUXがいいのだ。私たちが飲食店を探す際、知りたいのはその店の場所やオススメの料理だけではなく、「この店でどんなことを感じたか」なのだ。
それを共有できるといるから、『食べログ』の方がUXがいいということだ。

思いがけず長文になってしまったので、初めての投稿はここまでとして、次回は
UXを高める
ということを考えてみたいと思う。

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