【コンサートレポ】清塚信也 with N響メンバー カラフル・ミュージックツアー2024＠新潟
2024年3月3日、『清塚信也 with N響メンバー カラフル・ミュージックツアー2024』へ行ってきました！場所は新潟市にある「りゅーとぴあ（新潟市民芸術文化会館）コンサートホール」です。
NHKで放送中の『クラシックTV』でMCを務める清塚信也さん、『クラシック音楽館』で素敵な演奏を聴かせてくれるN響メンバーの皆さんのコンサート。毎週、録画までしてチェックしている番組ですから、リアルな場で演奏を聴けるのはめちゃくちゃうれしい！ということで、ネームバリューだけで即決してチケットを取りました。
座席は前から中央寄りの前から5列目。
あちゃー。これでは清塚さんの華麗なお手元が見えません……生でキラキラな右手を拝みたかった～！ 前だからいいってわけじゃないですね。
絶対、すごい指の動きをしていたはずなので、手元を見たいなら少し後方か、上の席でも良かったかもしれません。と言っても、座席の場所は運なので仕方ないですね。
今回の演目はこちらでした。
クラシック、ドラマやミュージカルの挿入曲、ディズニーなどなど、多彩な演目でした。
どの曲も清塚さんの手にかかれば美しい音色になるのですが、やはりご自身で作曲された曲は本当に素敵！どうしてこんなに、さまざまなジャンルの曲を作れるんでしょう……
そして全部、私に刺さるんです。語彙力が足りず、よい表現方法が思いつきませんが、ところどころに出てくる儚さがたまらんのです。とにかく美しい……！！
清塚さんの曲を聴いたことない方は、ぜひ聴いてほしいです。
N響メンバーとのコラボも最高でした。指揮者なしに複数人が息を合わせるって、プロのなせる技なんだと思います。皆さんがつくりだすハーモニーが心地よかったです。
清塚さんはじめ、N響メンバーの皆さんが楽しそうに演奏していたのも印象的でした。技術力ももちろんですが「音楽って楽しい！」っていうところから入らないと、生み出せないサウンドがあると思うんです。個人的には、音楽を楽しむ大切さみたいなところも教えていただいた演奏だったように思います。
清塚さんのコンサートで忘れてはならないのがトーク！ 何かの番組で「演奏よりもトークが長い」っておっしゃっていたので、どんな話をされるのか楽しみにしていました。
キレッキレの清塚節が炸裂で、クラシックのコンサートでこんなに笑ったのは人生初です。特にGLAYのネタは世代なのでツボでした。
クラシック曲の歴史的な背景や曲ごとのエピソード、注目して聴いてほしいところなどを知ったうえで聴くと、また捉え方が変わりますね。
コンサート終了後、近くに居た少年が「コンサートというよりショーだったね」と言っていました。まさにそれです！
クラシックの演奏会だと思って行くと、ほかとは違う雰囲気にビックリするかもしれません。でも、清塚さんのコンサートは演奏とトークも含んだショーなんです。トークがないと物足りません笑
度肝を抜いたのが、清塚さんのコンサートではアンコール時の撮影＆SNS投稿がOKとのこと！ 一般的なクラシックコンサートではあり得ないのでビックリでした。
アンコール演奏中の撮影も良かったのかな？ みんな撮っていたけど、私はアンコール演奏後のバイバーイのところがOKと解釈したために撮影せず（スマホで動画撮っても、いい音質でなんて残せないから心で記憶する！）。
演奏中に、あらゆるスマホカメラのシャッター音と動画撮影のスタート音がコラボ状態になり、なんとも言えない奇妙な気持ちになりました笑
これまで御法度とされてきたルールを変えた、清塚さんのファンサービスに感服です！
（自由にSNSでシェアできるとなれば、広報・PRにもかなり効果的だし、戦略的にやっておられるのでは……）
公演終了後、出口に向かうホールですごい人だかりができていて、何かと思ったら清塚さん自らが能登半島地震の義援金を募っていて。約3時間の公演を終えて疲れているだろうに、すぐ出てきて対応されるってすごい……。
私もわずかながら募金させていただきました。被災地の方々へ届きますように。
募金の際、清塚さんに「めっちゃよかったです！ありがとうございます！！」と半分裏返った声でお伝えできたのも嬉しかったです。こんなに間近で話しかけられることなんてないと思うので、一方的にお伝えさせていただきました。
本当は「クラシックTV毎週録画して観てます！ 何もないところだけど、また新潟にも来てくださいね！ 応援しています！！」とか、食い気味にいろいろ伝えたかったけど、限られた時間内ではやむを得ず。
仏のような笑顔を返してくださった清塚さん。きっと気持ちは伝わっているでしょう。
は～、めちゃめちゃよい時間でした。パワーチャージして、また頑張れそうです。
また新潟での公演がある際には駆けつけます！！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？