終わりを告げる者
新曲イベントが概ね月1回になったり、シンデレラキャラバンやフェスノワールでの新規アイドルが出なくなったり、デレぽが思い出を振り返り始めたりと、デレステのサービス縮小に「終わるのかな」という雰囲気を感じ始めたころ、ブラン限定の島村卯月が登場した。
私はこのSSR卯月を見て「たぶん、そう遠くないうちに終わるんだろうな」と思った。終わることを心が受け入れたような感覚だった。
実際には大規模なコラボが始まったばかりだから、年内に終わることはないかもしれない。コラボきっかけで始めた人にとって、それから半年ちょっとでサービス終了というのは、さすがにどうかと思うのではなかろうか。
卯月のフェス限定が2回目らしいというのもあるが、「普通の私に特別な魔法を」というタイトルで、この衣装で、特技はトリコロールスパイク。「最終回かな?」と思わずにはいられなかった。
改めて書くが「普通の私に特別な魔法を」である。
このフレーズは、シンデレラガールズ全体のキャッチフレーズというかコンセプトのようなものではないだろうか。
それを背負って、シンデレラガールズを代表するアイドル、島村卯月が現れた。
例えば、これがデレステで行われる最後のガシャのSSRだ、といわれても納得できるぐらいに、完成されていた。
果たして島村卯月が、あるい他の189人が、本当に「普通」だったかどうかはさておき、この島村卯月は「シンデレラガールズの概念そのもの」といっても過言ではないだろう。
この卯月を皮切りに、10代目までのシンデレラガールズのSSRがドミナントまたはブランの新規で出て、それで一区切りかなと思っている。前回のドミナントガシャは周子だったし。
いつか終わるときを、「よいコンテンツだった」という思いで迎えたいものだ。
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