【#毎週ショートショートnote表お題:ひと夏の人間離れ】骨皮筋衛門、ボスに手を差し伸べる
どんな無理難題をも受け止めてくれる骨皮筋衛門にまたまた頼ってしまいました💦
「どうしても骨皮筋衛門を打ち負かしたい」
そう悔しがる男はイービル・フラワーのボス。骨皮筋衛門に挑んで全戦全敗し部下に遠くへ飛ばされ脱出し続け悔しさが募っているのだ。
「ひと夏でいいから人間離れした才能を身に着け筋衛門をギャフンと言わせたい」
「ギャフンという人間なんてこの世にはいませんよ」
下っ端の部下に指摘されムッとするボス。それくらい俺だって知ってるわいと心の中で舌打ちをしていると突如響き渡る涼やかな声。
「もう悪事はやめて世界平和のために働かないか」
「誰だ!」
「骨皮筋衛門だ」
闇から現れた丸いフォルムは骨皮筋衛門本人だ。俺と一緒に働きたいだと?その心の広さに感動しボスが近寄ろうとした時、
シュポン!ピュルルル~
ボスは天高く飛ばされた。部下が条件反射で脱出ボタンを押したのだ。
「ギャフン~」
「わ~本当に言っている人初めて見た~」
流石の骨皮筋衛門もひたすら呆れるしかなかった。
「言動も脱出方法もまさにひと夏の人間離れだな」
(410字)
なにを書いているのかわからなくなってきました。
裏お題「甘夏の肉離れ」はこちら👇
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