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最後の日だけれど、コギツネは来てくれるかしら?とおばあさんは呟きました。 「もうコギツネ…
振り返ると先ほどより更に雪が積もっていました。お地蔵様は今にも埋もれてしまいそう。おじい…
ありがとう、と言いながら手袋を握ったのはコギツネの手のひらでした。差し出された手のひらの…
冬の色へと村を塗り替える雪が舞い降り始めた日、ワクワクした気持ちで男の子は空に顔を向けて…
十二月に挑めば勝てるかもしれない。 北風は負けをどうしても認められずにいました。旅人のコ…