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なに作ろかね。 その2
こんにちは。Hasnicca ナカヒラです。
Hasniccaでは主に、プロダクトデザイン、モデリング、レンダリング、プロトタイプ製作等を担当しています。
「なに作ろかね。」ということで、その2です。
前回から1年以上経ってしまいました。
さて、この1年色々とありまして。
なんと子どもが産まれました。第一子です。
あっという間にあちこち動き回るようになり、色々なものをよだれまみれにしていきます。
というわけで、今回作るのはベビーゲートです。柵です。
既製品は色々とあり、値段もぴんきりなのですが、家にジャストフィットするものはなかなか見当たらず、作りましょうということに。
まずは既製品の寸法などを参考に、自宅サイズに合わせて設計。
今回はテレビ、コンセント、棚などを囲みたいので、L字のゲートです。
![](https://assets.st-note.com/img/1720323342776-UrHjhMSuHD.png?width=1200)
ここまでできたところで、設置時の見え方を検証です。
テレビ前に置くので、どのぐらいテレビ画面に支障が出るかは気になるところ。
iphoneアプリのscaniverseで設置場所周囲をスキャン、スキャンデータをobjで書き出しblenderに取り込みます。
ベビーゲートのモデルデータも取り込んで、こんな感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1720323872229-uA9EljKNCM.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720323983942-Tu8lz8G6Sa.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720323991998-pmsbme8Y95.png?width=1200)
この後、一部を3dプリンタで出力して子どもに握らせたり、腕を通してみたりとサイズも検証。
まぁいいでしょうということで材料の発注です。
上下の角材はこのサイトから40mmの桐集成材を購入。
丸棒はこちらでφ20mmのものを31本購入。
色は上下角材をライトグレー、柵部分をオイル仕上げに。
塗料は安全性で評判の良いオスモカラーを購入しました。
材料と塗料が届いたところで、角材に穴開け加工をしていきます。
等しいピッチで穴を開けるための治具を用意して、ベランダでひたすら穴あけ。
![](https://assets.st-note.com/img/1720324860073-owHYqMqH3l.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720324906401-6iGtzvbvaY.jpg?width=1200)
穴あけ→やすりがけをしたところで雨が降りはじめたので家の中に避難。
塗装は屋内で行いましたが、有機溶剤が含まれていない塗料とはいえ臭います。植物油が含まれているせいか、油っぽいにおい。
よく換気しましょう。塗装中の写真はないです。
2回塗りの上、組み立てです。
31本の丸棒を上下同時にはめる、というめちゃくちゃな設計のため、1人で組み立てられず。手を借りました。
固定は木工ボンドです。
L字部はLアングルを使用しましたが、強度が足りず。後日補強予定。
![](https://assets.st-note.com/img/1720325295740-d0Aw7RGyog.jpg?width=1200)
とはいえ、とりあえず完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1720325344701-Ry1jaz3jXo.jpg?width=1200)
当然といえば当然ですが、blender上での検証とほとんど同じ見え方です。
ゲートはただ置いているだけなので、つかまり立ちとかしはじめたらもう少ししっかり固定しないといけないんだろうなぁ。
とか思いつつ。一旦完了。
ネット調べているとベビーゲートを自作している人は少なからずいるみたいですね。
何かしらの参考になれば。ただし、安全性は自己責任で。
次は何作ろかね。
では。
ーおまけー
「傘と傘と自転車」
![](https://assets.st-note.com/img/1720326548176-pEwdzR1q40.jpg?width=1200)
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