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やる気がでることってどんなこと?・・・やる気は後からやってくる!

「あたらしい事業に関して、橋爪さんはどんなことでやる気が出ますか?」
「相手がやる気になるようなコミュニケーションがむずかしいです。」

ざわつきポイント

・なにか新しいことをする時に『やる気』ははじめから必要か?
・自分が動き続けるためのポイントをしっているか?
脳科学では『やる気』って言葉自体ないんやで。

秒で動けることから始めよう!

やる気があるから行動できる。は大間違いです。
俗に言う『やる気』の大きな要因は脳にドーパミンが分泌されることです。

ドーパミンは、何かを達成した・目標に向かって進んでる時に出て、脳を楽しい!と感じさせます。
つまり、ほんの少しでも良いので何か行動を起こさないと『やる気』は出ないということ。

勉強をする気を出したいなら、参考書を1ページめくる。
運動する気を出したいなら、ヨガマットを敷く・ジャージに着替える。
目的につながる行動の中で、いちばんストレスなくできる事をまずやる。

こうした、超ちっちゃいチャレンジに成功すると、脳は嬉しくなって次のチャレンジを始めたくなります。
これの連続が『やる気』が出てはかどっている状態ですね。

つまり、『やる気』が起きないから動き始められない。というのは言い訳。
正しくは、「動き始めていないから楽しめていない」ということです。

動機づけ。という概念を捉えよう!

「何かをしたい」「達成したい」という原動力です。
動き始めたら『やる気』が出てきたとは少し違い、動き続けるための理由に近いと僕は考えています。
これには自分の内側からくるものと、外部からくるものがあります。

眺めてみると、自分が行動を起こせた時になにがあったか思い当たる人もいるのでは??

僕が冒頭にある質問をうけて、真っ先に答えたのは『好奇心』と『自己成長=楽しい』という価値観でした。
なので自分が動くにはこれが必要。とわかっているので新しいことや知らないことにチャレンジしている時はこの2つを見つけるようにしています。

自分や相手を『やる気』にさせる第一歩、行動させるためにはまず自分や相手の動機づけを良く知っていることが大切です。

日常の行動を見ていて、サクっと行動を起こした時にどんな内的・外的動機づけがそうさせたのかを、自分も含めて観察するようにしましょう。

自分や相手のはじめの一歩を踏ませることができると、ここからは一気に物事が進んでいきます。
特に、管理職やマネジメントを行うスタッフは、このはじめの一歩をどうやってつくるかに全力で取り組むと進まなかったことがサクっと進むことも。

いろんなむずかしいことを考えて前に進めない、チャレンジできないと考えている人は多いと思います。
でも物事は意外と単純で「やるか、やらないか。」がかなり大きなウエイトを占めているのです。

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