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あいてを褒めるとは?結果・行動の承認

「行動承認って大切さをあまり意識していなかったです」
「トレーニングをしても結果的に改善しなかった時、どう承認します?」

ポイント

・結果と行動はべつもの
・目的によって、結果・行動の承認どちらも使うべし!
ひとは褒められて伸びる生き物だからこそ、「褒める」を学ぼう♪

「褒める」の種類

褒める。の種類は様々なものがあります。
特に、承認という言葉で説明されることがほとんどです。
代表的なものは「結果」「行動」「成長」「存在」の承認があります。
これら4つの承認は心理的安全性UPに不可欠とも言われています。
その中でも今回は特に結果と行動の承認について見ていきましょう!

結果承認とは?

行動した結果に注目して認めることです。
とうぜん、結果がいいことが条件となります。
「売上が一番多かったね!」みたいなやつです。

目標達成、プロジェクト成功、売上増加など客観的な基準がわかりやすいのが特徴といえます。
わかりやすいので、普段よく耳にする承認はこちらが多いかと思います。

行動承認とは?

結果の良い悪いより、目的にむかった行動やプロセス・努力を評価します。
「売上一番を作るために毎日決めたことをやってたね!」的なやつです。

冒頭の質問のように、結果が思った形でなかったとしても、目的にむかって行動を起こしたことを大いに評価するのが望ましいです。
なにも動かず行動せずにいる人よりも、行動をおこした人は何百倍も褒められるのは当然というわけですね!

並べて見ると、いかにも行動承認はとても素晴らしいように見えますね。
しかし、この2つのどちらかが優れているというものではないのです。

だれでも、いい結果をめざして努力をするわけです。
少しでもいい方向にいった結果であれば褒められて当然です。
これにプラスして、行動したことや努力したことも一緒に褒められたとしたらどうでしょう?

「もっといい結果が出るようにもっと頑張ろう!!」
とやる気が起きるのではないでしょうか?

2つの承認の効果

結果・行動承認は、名前がちがうだけあって、効果も違います!

結果承認の効果
・目標達成への意欲UP
・次の目標設定へつながる
・パフォーマンスUP

行動承認の効果
・モチベーションUP
・自律性UP
・関係性の構築

一覧で見てみると、どちらの承認もたいせつな効果がたくさんあります。
これが使い分けできる上司・親・同僚だったら素敵なひとですよね!

承認についてみてきましたが、前提となるとっても大切なことを頭において使ってほしいと思っています。
承認は、「あいて」がいるコミュニケーションだということ。

あいての幸せをねがって行う承認だからこそ効果があるのだと言えます。

あの人が目標達成して喜ぶ姿をおもいながらする行動承認だから、あいてはモチベーションが上がるのです。

励まされて達成したものを結果承認されるから「一緒に喜べる」のです。
こうしてくれる人って信頼できますよね。

人のモチベーションを上げて、気持ちよく行動を続けられるように承認。
努力が実を結んだことを見逃さずに承認。
マラソンの伴走者のように常に近くに寄り添うようなマネジメントができたとしたら、きっとあなたも周りも幸せになるのではないでしょうか!

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