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チャンピオンズC 2022 予想

 
G1としては比較的落ち着いた流れになりやすいレースで、その中で直線序盤から半ばで再加速する形になる傾向あり。過去8年の傾向を見ても直線半ばで11秒後半の加速を問われる傾向が強く、この加速に対応できるタイプを中心に選んでいきたい。

ここは昨年の勝ち馬である◎テーオーケインズが中心となるのは間違いないと思う。

昨年のこのレースを制しているという事もあるが、直線半ば(ラスト2ハロン目)で再加速する展開には滅法強い馬。ラップ推移が出ているレース(JRA)を見ても勝ったレースの殆どが直線半ばで11秒~12秒台前半の加速を問われる展開だし、特に3走前の平安Sでは直線半ばで11.6秒という加速区間でアッサリと勝負を決めた内容。しかも59キロの斤量を背負っていて2着以下に2馬身半の差をつける完勝でもあった。

今回の出走メンバーとの力関係を見ても殆どの馬過去に撃破している馬ばかりだで、中京実績、馬の特性面などを考慮してもこの馬向きの条件は揃っていると思う。想定以上に緩い流れになった場合や未対戦組と力関係が多少気になるものの、割引が必要になるほどの事ではないと見る。人気になる馬ではあるが素直にこの馬から入るのがベストだと思われる。
 

相手はここ数戦でダートで新たに進境を見せて来た○ジュンライトボルトを。

特に前走のシリウスSは少し変則的な流れの中ではあるが後半の持続力の高さを見せつつ、直線序盤の加速も見せて来た馬。さらに2走前のBSN賞でも緩急のある形の直線再加速で勝利している。しかしダートでまだ3戦とキャリアが浅く、直線の加速と言っても11秒台の加速を問われた展開の経験が無いのは気になる要素。ただ元々芝のレースで走っており、その時に10秒~11秒台前半の加速勝負にも対応していた馬。まだダートで底を見せていないだけで加速面でさらに進境を見せる余地はあると見て対抗評価としたい。

3番手には3歳馬の▲ハピを推す。
シリウスS、みやこSと2戦で古馬相手に善戦した印象だが、実際には2戦とも勝負所から包まれ気味で直線に向けてスピードを乗せ切れず…という形で共に0.1秒差で敗退している。特に前走のみやこSは右回りが起因しているのか、最後の1Fでも少し伸びきれずという感じが目立った内容。ただ今回は左回りに替わるのは好材料だし、出し切れずの感があったここ2戦が0.1秒差なら出し切れる形になれば更に前進があってもいいだろう。今回も過去2戦と同様に勝負所から包まれる心配はあるが、鞍上は過去2戦に続いて横山典騎手。流石に3戦も連続で同じ過ちはしないいだろう…と見て3番手に抜擢したい。

連下は後半要素を問われる形に不安があるも、ダートで底を見せずという所に期待して△グロリアムンディ。前走で後半型の競馬で一変を見せており、ここも勝負所からの馬群の捌きが噛み合えば怖い△サンライズホープ。後半勝負でこちらも勝負所から直線にかけての進路取りが噛み合えば…の△スマッシングハーツ。最後は大外枠からの先行策になるのが心配だが、直線の再加速戦で良さを見せている△レッドソルダードを押さえておきたい。
 

◎テーオーケインズ
○ジュンライトボルト
▲ハピ
△グロリアムンディ
△サンライズホープ
△スマッシングハーツ
△レッドソルダード
 
【買い目】
馬連:◎○▲ BOX
三連複:◎○▲軸 △流し
 


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