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競走馬個別メモ 2022  弥生賞勝ち馬 アスクビクターモア


弥生賞 勝ち馬 アスクビクターモア
主な戦績:弥生賞(G2・2022)

作成日:2022.3.7


競走馬特性面

SM1 【後半型】【万能型】【総合力勝負型】【SP持続力型】
やや緩めから平均的な流れからの後半総合力勝負型。SP持続力と加速力を兼ね備えたタイプだが、現状では極端な加速競争ではキレ負けする印象も
【専用メモ】先行力 コーナー加速良 小回り向き?
【所感メモ】---
作成日:2022.3.7

過去成績・データ(2022. 時点)
前走:弥生賞(G3・中山芝2000m)

タイム・着順・馬場状態・着差
2.00.5 1着(良)-0.0秒差
レース展開
S(スロー)後半型 SP持続・失速型 61.1-59.4
緩い流れからの後半SP持続力勝負の形。向こう正面でさらに緩んで3角からペースが上がる展開で最後の1Fは失速気味のラップ。

予想コメント
中山2戦2勝・相手強化も
【調教】終いの伸び良
★位置取りカギ 中山好相性 立ち回り噛み合えば

個別レース回顧
【出し切る形・終始スムーズな競馬・4角馬なりで加速・中山適性の高さ見せる・展開向く・最後追撃受けるも】

【好位追走・外】【道中やや掛かり気味】【4角で動く】【4角馬なり】【直線入口で外】【直線しぶとく伸びる】【G前追撃振り切る】

発馬五分からジワッと前を伺って好位の外目を追走。道中はやや掛かり気味だが何とか抑えて2番手を追走し、4角手前からジワッと馬なりで押し上げて直線入口で外目に持ち出してくる。直線はしぶとく脚を使う形で最後の1Fで抜け出して先頭に立つと、2.3着馬の追撃を封じて先頭でゴール。
                                          スンナリと好位追走の形から終始スムーズな競馬。後ろの馬に絡まれず終始楽な形の競馬で、4角から動いて行って直線そのまま押し切る形。勝負所のコーナーで馬なりで加速しており、中山適性の高さが最大限に生きた形の内容。ただスローとは言え平均寄りの流れで極端な加速勝負の形にならなかったのは幸いしていると思われ、最後の1Fは見た目の手応えの割にはゴール前でけなり詰め寄られていたのが気になる要素。現状ではもう少し流れる展開になって持続力勝負寄りの形になった方がこの馬の持ち味は活きる可能性は高いし、本番の皐月賞でも今回以上に流れる展開が予想される点は意外と追い風になるかもしれない。

陣営・騎手コメント
(田辺裕信騎手)
「先行馬がもうちょっとやりあってペースが流れてくれれば、と思っていた。それを見ながら行きたいなと思っていたけど、そうならなかった。かかる面はあるけど、遅い流れで後ろにいるのは嫌でした。割と道中かかりながらも、遅い流れで脚もためることができた。じりじり迫ってくる馬がいるのを感じていたが、ゴールまでしのげそうだなという感じでいました。見栄えは華奢(きゃしゃ)だけど、体も使って大きく走れて身体能力は高い。メンタルの方が落ち着いてくるとなおいいなと思います。賞金も加算できて、大きいレースに出られると思うので、まだまだ楽しみです」

(田村康仁調教師)「ジョッキーに引っかかるのはわかっているけど、あまり消極的な競馬はしない方がいいという話はしました。仮に引っかかってもあとで考えればいいし、思い切っていきなさいと。(ゲートを)ガーッて出したぶん、引っかかったけどね。ライバルもみんな速いので、あんまりポジションを下げたくなかった。闘争心もある。粗削りだけど、ものすごく魅力がある。完成されていなくてこれかと期待を抱かせる。(東京では敗れたが)中山だと4回コーナーがあって、なんとかごまかせるところもある。エンジンはズバ抜けていい。体はひ弱でできていないけど、心肺機能はすごくよかった。このレースを本当に狙っていたし、相手は強かったけど、ここで足りなかったらショックだなというくらい仕上げていた。2000メートルにもこだわってきたし、クラシックディスタンスの馬だと思っていた。距離を短くしちゃうのはクラシックをあきらめることにもなるからね」


2走前:1勝クラス(1勝・中山芝2000m)

タイム・着順・馬場状態・着差
2.01.9 1着(良)-0.0秒差
レース展開
S(スロー)後半型 瞬発型 62.8-59.1
予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
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3走前:アイビーS(OP・東京芝1800m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.49.4 3着(良)0.1秒差
レース展開
S(スロー)後半型 瞬発型 48.7-47.7
予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
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【競走馬個別データに関する注意事項】

☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません

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