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日経賞 2024 レース傾向詳細


【中山・芝2500m】

外回りの3角手前がスタート地点。スタート後すぐに3角に入って4角までの緩い下り坂で、最初の4角までの距離は約192m。この区間で外枠先行馬がスンナリと内に入ることが難しい印象。1周目のスタンド前の急坂を経て1~2角、向こう正面は内回りコースに入って3角へ。3角にかけては平坦で、3~4角はスパイラルカーブだが緩めの下り坂。最後の直線は約310mと比較的短いものの、ゴール前に高低差2.4mの急坂を再び迎えての勝負となる。
 

【日経賞 レース傾向詳細】

年末の有馬記念と同様に2周目向こう正面半ばからペースが上がって後半のSP持続力勝負になりやすいレース。ただ前半の時計が大体61秒後半から62秒台と結構遅めの流れになる事が多く、後半は58秒後半から59秒台の時計となっていて、緩い流れからのロングスパート戦という展開になる傾向が強く出ている。

その中で3~4角での加速を問われる形が多く、コーナーの加速力が比較的重要な印象あり。好走馬の大半がこの3~4角での加速で他馬との違いを引き出し、外からスピードに乗せたまま直線に向いて直線の加速と持続力を生かし切るパターンが殆ど。4角で内々を回って直線序盤での加速を生かし切るパターン、3~4角での加速で押し上げ切れず(捲り切れず)も直線で挽回してくる馬もいるが、最終的にはどれも差し届かないという印象。

後半のSP持続力を問われた上で、3~4角での加速でどれだけ他馬との違いを作れるかが大きなカギとなる。

【上位馬決め手傾向】

後半のSP持続力
コーナーでの加速力
直線序盤~半ばでの加速力
4角~直線に向けての余力
最後1F決め手持続力

過去10年平均ラップ推移

近年レース展開詳細・勝ち馬決め手

過去10年PCI平均値

【推奨タイプ】

後半型
コーナー加速型
SP持続力・後半型
SP持続力・持続型
持続力勝負・後半型

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