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競走馬個別メモ 2022 ローズS アートハウス

 
ローズS 勝ち馬 アートハウス
主な戦績:ローズS(G2・2022) 忘れな草賞(OP・2022)

作成日:2022.9.20
 

競走馬特性面

S1 【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【万能型】
【専用メモ】ゲート良 先行・機動力 前半でタメが必要?
【所感メモ】前半から流れる展開に?      
作成日:2022.5.23

過去成績・データ(2022.9.20時点)

前走:ローズS(G2・中京芝2000m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.58.5 1着(良)-0.1秒差
レース展開
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型 60.2-58.3  
緩めの流れから後半4FのSP持続力勝負で、4角から直線半ばにかけて加速を問われる形。

予想コメント
【休み明け初戦】秋の飛躍を目指す・本番に向けていい競馬を
【調教】仕上がり良好 
★距離短縮は歓迎 道中タメが効けば
 
個別レース回顧
【決め手】位置取り、機動力生かし切る・直線半ばの加速力で抜け出す

【好位追走】【3~4角馬なり】【直線序盤馬なり】【直線半ばで伸びる】【最後1F前を捉える】【G前追撃封じる】

発馬五分からジワッと好位追走の形。道中は折り合い重視で進めて3~4角で馬なりで進出して行って直線へ。直線は半ばまで追い出しを待って坂の上りでゴーサイン。追われてから加速を見せて最後の1Fで前の馬を捉えて先頭に立ち、そのまま後続の追撃を封じてゴール。
      
道中は良い位置を取れたし折り合いもしっかりとついた感じ。勝負所から馬なりで進出して直線半ばまで追い出しを我慢して末脚を効果的に使うなど、かなり鞍上の工夫が感じられた内容。2000mの距離短縮で折り合い面は楽になったと思うし、勝負所で機動力も見せて来たのは収穫。ただ今回も直線で抜け出すまでの脚色は良かったが、最後の1Fからゴール前で少し脚が鈍った感じもあって、末脚の持続的という点で課題を見せた。本番の秋華賞は阪神の2000mになるからこの辺りは少し気になる要素。道中の位置取りと勝負所の機動力で直線に向くまでのレース運びがかなり重要になりそう。
 
陣営・騎手コメント
(川田将雅騎手)
「いろいろ春はうまくいかなかったところを改善しながら、結果が出たことがありがたかったですね。リズム良く前半進んでいくなかで、自然と取れたポジションがあそこ(4番手)でしたので、そこで我慢できるように心がけました。最後、迫っては来ましたが、雰囲気としてはいい内容で直線を走っていたので、捕まることはないなという感触でした。オークス(7着)の時にいいバランスを保つことができず、走りのバランスが崩れてしまったことで、結果が伴うことができなかった。そこを大事にケアしながらここまで歩んで来てことである程度、改善できたことでこの結果ができた。もっと良くなるように過ごしていきたいなと思います。この感じで行けば本番はさらにいい状態で向かえるんじゃないかという感触を得ることもできましたし、しっかりと準備して2冠馬に胸を張って挑めるような状態で秋華賞を迎えたいなと思います」
 

2走前:オークス(G1・東京芝2400m)

タイム・着順・馬場状態・着差
2.24.9 7着(良)1.0秒差
レース展開
S(スロー)後半型 後半SP持続型 60.6-58.5   
緩めの流れから4角手前でグンとペースが上がっていく後半のSP持続力勝負という形。その中でSP持続力勝負の中で加速力が問われた形になる。

予想コメント
調教○ 大一番で真価・オークス向きの印象
【調教】体も動きも良く 
★緩めの流れなら 先行力の高さ魅力 末脚引き出せればこのメンバーでも

個別レース回顧
【出し切る形?・道中スムーズ・展開向かず?・最後1F脚止まる・後半要素で見劣り・完敗】
【好位追走・内】【4角で動く】【4角馬なり】【直線序盤で伸びる】【最後1F脚止まる】【完敗】

発馬五分から好位内目を追走。道中はスムーズで4角で外から馬なりで進出し、直線家礁から序盤で外目に誘導されて追い出しを開始。追われてそれなりの伸びを見せてくるが半ばで少し寄れるなど苦しがっている感じで、最後の1Fで完全に脚色が鈍って次々と後続に差されて結局は7着まで。

道中の運びはスムーズ。4角の手応えや直線序盤での伸びの良さを見る限りは勝ち負けできる感じにも見えた。ただ坂を上り切った所でヨレ始めて最後の1Fは完全に脚が上がった感じ。ちょっと敗因の分析としては難しいのだが、過去の走りを見ても極端に緩いペースでしか結果を残せておらず、このペースでもこの馬自身にとっては末脚を削がれる要因になった可能性はある。負け方としてはエリカ賞と少し似ている所があって、前半でもっとタメを作る形でないとダメななタイプなのかもしれない。まぁ距離的要因や左回りというセンも捨てきれないのだが、最後の1Fでピタッと止まっているのが一番気になる要素ではある。

陣営・騎手コメント
(川田将雅騎手)
「調教の段階からバランスの難しさを露呈していましたが、その通りの競馬だったと思います。今日できる精一杯の走りをしてくれました」
 

3走前:忘れな草賞 (OP・阪神芝2000m)

タイム・着順・馬場状態・着差
2.00.3 1着(良)-0.5秒差
レース展開
S(スロー)後半型 瞬発力・一瞬型 61.6-58.7 
予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
(川田将雅騎手)
「前回が競馬になっていなかったので、改めて競馬を覚えさせながらでした。とてもいいリズムで、この馬本来の走りができました。いい経験になったと思います」   
   
(中内田充正調教師)「前走はハミをかんで思った以上に走れませんでした。今日はリズムよく運べたし、スピードもありますね。休ませてリフレッシュして、心身ともに少し成長していたと思います。(オークス参戦については)選択肢のひとつです」
 

【競走馬個別データに関する注意事項】

☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません

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