高松宮記念 2024 レース傾向詳細
【中京・芝1200m】
向こう正面の半ばからのスタートで、最初のコーナーである3角までの距離は約315m。その後は3~4角にかけて下り坂。最後の直線は約410mだが途中で高低差2.0mの坂が設けられており、直線までの余力の残し方がポイントの一つ。距離的な面からもとにかくスピードを求められるのは当然だが、3角の下りからスピード持続能力を問われる形が多い。
【高松宮記念 レース傾向詳細】
短距離のG1レースだけあって、とにかく根本的なスピードを問われるレース。過去10年で見ると前半3Fは平均して33秒台後半という数字だが、良馬場限定で見ると前半3Fは平均して33.3秒とかなり速い流れであり、ある程度前半要素を問われる形になる。
基本的に序盤でペースが上がってからは徐々に失速していく傾向にあり、最後1Fで12秒台にガクッと落ち込むラップ推移。当然ゴール前での後方差し馬の逆転劇が期待できるはずだが、実際には4角から直線入口で好位~中団前目で運んだ馬がそのまま持続力を生かして残るケースが大半。後方差し馬が台頭するケースは稀にあるものの、直線は前が詰まるのを覚悟で徹底して内を衝いてくるタイプや、結果的に進路取りや展開面でかなり嵌り切ったケースであり、後方差し馬に対しての信頼度という点ではやや劣る印象はある。
基本的には好位~中団前目で前半の流れに乗れて、なおかつ最後の1Fを乗り切るだけの余力を残せるタイプが有利であり、前後半の総合力を問われるレース。近年は重馬場が多いものの、総合力を問われる傾向には変わりがない印象。
【上位馬決め手傾向】
根本的なSP持続力
前半の追走力
最後1Fの決め手持続力
過去10年平均ラップ推移
近年レース展開詳細・勝ち馬決め手
過去10年PCI平均値
【推奨タイプ】
前後半型
直線加速型
SP持続力・総合万能型
SP持続力・前半型
SP持続力・標準型
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?