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競走馬個別メモ 2022 京阪杯 トウシンマカオ

 
京阪杯 勝ち馬 トウシンマカオ
主な戦績:京阪杯(G3・2022) オパールS(OP・2022)

作成日:2022.11.28

競走馬特性面

 SM1
【SP持続力・標準型】【後半型】【前後半型】【持続型】【直線加速型】  
【専用メモ】先行力 反応良
【所感メモ】後半型の競馬で進境みせつつあり
作成日:2022.11.21

過去成績・データ(2022.11.21時点)

前走:京阪杯(G3・阪神芝1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.07.2 1着(良)-0.2秒差

レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続型 33.3-33.9 
序盤からある程度流れる展開でのSP持続力勝負の展開。Bコース替りで内の馬場が有利で、ある程度前目の位置で運べないと苦しい展開になった印象。
 
予想コメント
ますます快調・1200m適性高い
【調教】1ハロン伸び抜群 
★近走後半型の競馬で新味見せる 時計面課題も最終週なら
 
個別レース回顧
【決め手】控えて後半要素をフルに出し切る・1200m適性の高さ見せ
発馬五分から行き脚がついて好位外目を確保。序盤でペースが速いのを見て少し下げる形で中団前目でレースを進め、4角手前から馬なりで外から進出を開始して直線へ。直線序盤で少し外目に持ち出して仕掛けられるとスッと反応して、外目から良い伸び脚を見せ始める。最後の1Fで逃げ粘るキルロード(2着)を射程圏に入れると、きっちりと差し切ってゴール。 

好位外目追走も途中で少し下げる形で脚を貯める形を取ったのは好判断。結果的に前有利の馬場だったが、流れる展開の中で道中貯めた事で最後の1Fでシッカリと伸びきれるだけの余力を残すことが出来た感じ。1200mは3戦目で時計面で大きく進境を見せる格好となったし、前半33.3秒という流れの追走を苦にしないなど、ここに来て1200m適性の高さを確かな物にした印象は強い。後は今回のメンバーよりも上位の馬との力関係にメドが付けば今後の展望は一気に広がると思う。
 
陣営・騎手コメント
(鮫島克駿騎手)
「もう少し内枠が欲しかったけど、リカバリーできるスタートダッシュと位置を取れる力もあった。強かったと思います。当たり前に1番人気になれる力はあると自分が一番思っていたし、プレッシャーもなかったです。まだ3歳でスプリント路線に転向してからはいい競馬ができているし、来年のスプリント戦線をにぎわしてくれる一頭であるのは間違いないと思います」

2走前:オパールS(OP・阪神芝1200m)

タイム・着順・馬場状態・着差
1.08.6 1着(稍重)-0.3秒差
レース展開
H(ハイ)前半型 SP持続型 33.8-34.8
予想コメント
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個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
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3走前:キーンランドC

タイム・着順・馬場状態・着差
1.09.5 4着(良)0.4秒差 
レース展開
M(ミドル)平均型 SP持続・瞬発型 34.5-34.6
  
1200m戦としては遅めの流れで、平均ペースでのSP持続力勝負の形。4角から直線半ばで加速を問われている。ただ4角手前から馬群が凝縮して外々を回る形の馬が多く、ポッカリと空いた内目から中目を上位馬が揃って抜け出す形。展開云々よりもコース取りの差が明暗を分けた格好に。
 
予想コメント
距離プラスの公算・斤量差生かし
【調教】伸び鋭く先着 
★休み明け初戦 斤量4キロ減 1200m適性見極め重要 古馬との力関係カギ 大外枠カギ

個別レース回顧
【決め手】大外枠から終始外回る形・上位馬とはコース取りの差大きく・直線伸び見せるも 
【中団待機・外】【3~4角外回る】【4角~直線入口で大外】【直線大外から伸びるも】

発馬五分で中団外目を追走。終始外々回る形になった挙げ句、勝負所では馬群が完全に凝縮して3~4角も外々を回らざるを得ない形に。4角から直線で大外を回る形になり、さらに直線入口ではマイネルジェロディ(9着)に更に外へと弾かれる。直線は大外から結構鋭く伸びてきたものの、内目から抜け出した上位馬との差を詰め切れずに0.4秒差4着まで。 

まぁ大外枠という条件なので仕方ないとも言えるが、ちょっと中途半端な位置取りになった感は否めない。3角手前で外々を回るのを嫌って少し下げようとした感じに見えるが、それでも馬群が凝縮して内にも潜り込めず…という感じで諦めて再度大外から押し上げる態勢。大外枠という条件下では選択肢の幅が少なく難しい競馬になったような気はする。直線は大外からグンと加速を見せていてこの距離でも一定の内容と結果を示したとは思うが、内々を立ち回った上位馬とコース取りの差はかなり大きく出た印象は強い。また1200mとしては緩めのペースだったのがこの馬にどういう影響を与えているかの見極めが難しい感じはあって、本質的な1200m適性に感じてはまだ何とも言えないと思う。
 
陣営・騎手コメント
(川田将雅騎手)
「この枠でも精一杯に走ってくれたと思います」 
 

【競走馬個別データに関する注意事項】

☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません

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