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中山牝馬S 2024 レース傾向詳細



【中山・芝1800m】

スタートは正面スタンド前。スタート直後に急坂を迎え、さらに1角までの距離が短い為に内枠の先行馬が有利な傾向あり。序盤のペースはあまり速くならないが、向こう正面から下り坂になっていく影響で比較的ロングスパート戦になりやすい。根本的に後半のSP持続力が問われるのは言うまでもないが、ある程度前目の位置取りで流れに乗れて尚且つ直線で加速、もしくは持続ラップを刻める馬が有利な傾向あり。

【中山牝馬S レース傾向詳細】

あくまでの過去の平均ラップ推移を見ると12秒台前半の持続ラップとなるが、展開面の振れ幅が大きく掴みどころのないレース。ただ後半型の競馬になる事が多くて3角あたりからペースアップする形になりやすい。直線半ばで加速を問われる形になりやすいが本質的には後半の持続力を問われやすい傾向にあって、中山のコース形態を考えてもやはりコーナーの加速力はある程度必要になってくる。

ただ意外にも内々を上手く立ち回って直線も内から馬群を捌いて…というタイプよりも、勝負所から外々を回してでも持続性の末脚を生かしきるタイプの好走例が多い印象あり。枠順に関しても内枠有利と思われがちだが、実際には過去5年で内枠(1~3枠)が連に絡んだのは2020年勝ち馬のフェアリーポルカ(2枠3番)のみ。逆に外枠(7~8枠)が5頭も連に絡んでおり、枠順よりも勝負所からのコース取り次第という面が大きいレースと言える。

【上位馬決め手傾向】

後半の末脚持続力
4角~直線序盤の進路取り
4角~直線序盤で外目
最後1F決め手持続力

過去10年平均ラップ推移

近年レース展開詳細・勝ち馬決め手

過去10年PCI平均値

【推奨タイプ】

後半型
コーナー加速型
SP持続力・持続型
SP持続力・後半型

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