ホープフルS 2023 レース傾向詳細
【中山・芝2000m】
スタート地点は4角の奥の地点。1角まで正面スタンド前を丸々400m使う先行争いを経て2角へ進むが、2角に向けて上り坂になっている形態。3角にかけてはの向こう正面は平坦で、3~4角はスパイラルカーブだが緩めの下り坂。最後の直線は約310mと比較的短いものの、ゴール前に高低差2.4mの急坂があってここが最大の難所となる。基本的には後半の4~5F目くらいからのロングスパート戦になりやすい傾向がある。
【ホープフルS レース傾向詳細】
2017年よりG1に昇格。舞台が中山2000mという事もあってロングスパート戦という形になりやすいが、その中でも後半要素が特に問われやすい傾向にある。このレースの4か月後に行われる皐月賞と比較しても前半1秒以上も緩い流れになりやすいし、皐月賞が3角(もしくは3角手前から)動き出していく傾向にあるのに対して、こちらは少し遅めの4角からの動き出す形が多い印象。この時期に2歳戦で距離適性に不安を抱える馬の出走が多い影響だと思われるが、比較的緩い流れの後半要素の勝負という展開になりやすい傾向にある。ただ緩い流れになりやすい上に動き出しが遅いレースなので、後方で構えるタイプの馬には厳しいレース。ある程度前目の位置で運べて直線入口から直線半ばで一瞬の加速を引き出せるタイプの好走例が多いレースでもある。
過去10年平均ラップ推移
過去10年PCI平均値
【推奨タイプ】
後半型
要所加速型
SP持続力・一瞬加速型
SP持続力・後半型
SP持続力・持続型