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有馬記念 出走馬個別メモ ホウオウエミーズ


【競走馬特性面】

SM2 【SP持続力・標準型】【後半型】【前後半型】【持続型】【重馬場】
【専用メモ】
重馬場 時計面課題
【所感メモ】切れる脚は無いので、位置取りと持続性の脚を生かしてのタイプ コーナー加速型? 
【最終更新日】2023.11.13

【前走結果・レース展開】 

福島記念・1着(-0.0秒差)
H(ハイ)前半型 SP持続型 59.5-61.4 
 
ハイペースのSP持続力の展開。全体的に時計が掛かっていた印象で、どちらかと言えば持続力勝負寄りの形になった感じ。

【前走予想コメント】
一連の安定感・チャンス十分
【調教】推進力ある走り

【前走決め手】
3角の仕掛け、コーナーの加速が効く形・後半持続力で違い見せ
【前走個別レース回顧】
発馬五分から中団後方の位置取り。道中は中団後方の外目で構えて、3角手前から徐々に押し上げて行って3角で中団外目の位置。そのまま3~4角も外から進出して行って、4角で先頭集団に取り付いて直線入口で先頭に立って直線は大外へ。直線もそのまま外から伸び続けるが、最後1Fで外から来た2着馬(ダンディズム)と併せ馬状態に。それでも最後まで2着馬を抜かさせず、ゴール前でハナ差追撃を凌いでの勝利。 

3角手前から外々を回って動いて行って、3~4角でも比較的余裕のある手応えで押し上げるなど、仕掛けのタイミングとコーナーの加速が効いた形。まあ早めに動く形でそのまま押し切れる持続力を備えていたという事が大きいだろう。また少し時計を要する馬場になっていたのも向いたと思うし、54キロという他馬よりも軽いハンデも効いたと思われる。様々な条件が噛み合ったのは確かだが、それでも恵まれたような感じは一切なく、地力で勝ち取った内容と言っていいくらいで、このメンバー構成では持続力では一枚上という評価をしておきたい。

【前走関係者コメント】
(田辺裕信騎手)
「勝つことができて良かった。(前回騎乗した2歳時は)きゃしゃなところがあって最初は結果が出なかったけど、レースを重ねて力をつけていた。まさか重賞を勝つ馬になるとは。メンバー的にも流れそうな形でしたし、直線が短いところを意識して乗りました。抜け出す形は早かったかもしれないけど、手応えはあったし、しのいでくれた。乗りに来て良かったです」

【2走前結果・レース展開】

新潟牝馬S・2着(0.2秒差)
S(スロー)後半型 後半SP持続型 62.7-59.3
【2走前予想コメント】
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【2走前決め手】
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【2走前個別レース回顧】
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【2走前関係者コメント】
(吉田隼騎手)
内枠で勝ち馬を見ながらいけました。最後はマッチレースでしたが、相手は並んでから渋太かったですね。それでもまったく悲観する内容ではありません。めちゃくちゃ乗りやすくて、また期待したいです。

【3走前結果・レース展開】

七夕賞・3着(0.2秒差)
S(スロー)後半型 後半SP持続型 48.1-46.7

スローよりの流れから後半4FのSP持続力勝負の展開。中盤で12秒台半ばのかなり緩む形になって、純粋な後半SP持続力勝負と言う感じ。3~4角地点で11.6-11.4秒という速いラップになっていて、コーナーの加速と道中の位置取りが重要になった印象

【3走前予想コメント】
牡馬強敵相手・展開向けば
【調教】好調持続

【3走前決め手】
終始内目で立ち回り噛み合う形・ハンデ差あるも牡馬相手に善戦
【3走前個別レース回顧】
発馬五分から少し控える感じで中団内目を追走。道中は終始中団内目で流れに乗って、3~4角も内を回してながら徐々に進出。4角で一気に前との差を詰めて直線入口へのコーナーワークを利して少し外へ誘導して直線へ。直線序盤で少し前が詰まるが、半ばで進路が開けるとそこから伸びを見せると、最後の1Fでグンと伸びて上位馬に追いすがるが、ゴール前で2着馬に詰め寄る所までで結果は3着まで。

終始中団の内で構えて直線入口で上手く進路を見出してきた。直線の伸び脚もしっかりしていて、13人気というのが信じられないほどの内容を見せて来たと思う。今回は決して展開が向いたという感じは無いが、位置取りも何時もより前目だったし終始内目を上手く立ち回る形の競馬で結果を残した。ハンデ(54キロ)などの恩恵や立ち回りなど噛み合った面は多いが、それでも牡馬相手に後半要素でも見せはあった内容。地力そのものは上げてきていると見ていいかもしれない。

【3走前関係者コメント】
(丸田恭介騎手)
「枠も馬場も良かったですし、何よりスタートが決まったので取りたいポジションを取れました。立ち回りの上手さを生かして、レースとしては完璧でした。頑張ってくれていますが、うまくいっただけに悔しいです」

【有馬記念に向けてのポイント】

中山コースの経験は豊富もここ1年ほどは殆ど出走無し。小回りコースの中で持続力を生かし切って…というタイプだから、道中の位置取りとコース取りが結構噛み合う必要性がある。ただやはり一線級との対戦実績が無いし、距離的にも2500mでどこ迄…という感は強い。

【注意事項】
前走予想コメントは専門誌のものですが、事前予想、★欄のコメント、競走馬の前走決め手、前走個別レース回顧は私個人の見解のものです。また前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントは過去にレース回顧で掲載されたものです。
また前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。

☆競走馬特性面についての注意事項


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